見出し画像

チームビルディングの3大要素

こんにちは。Yamasanです。

ぼくは、毎年違ったメンバーで組織運営をすることが多いので、その際に、チームとしてしっかり機能し、結果も出し、士気が高い関係性を継続しやすいように心がけていることがあるので紹介します。

この心がけを実践することで

なかなか士気が高まらない…
限られた人だけ意識と負荷が高くなりがち…
自分のリーダーシップに自信がもてない…

こんな悩みをもつかたへの解決の一助になれはずです!


組織をなりたたせる3つの要因


共通の目的

まずはメンバーと必ず「一対一」で次の様に話をしましょう。

「どんなチームにしたい?どんなチームだったらいい?」

なるべく組織の中で影響力のあるメンバーから面談していきます。

半数くらいのメンバーと面談していくと共通項がみえてきます。

というかメンバーの発言の背後にある想いや問題意識をよみとり、

「共通項はこういうことだ、みんなここは意識が向いてるな、結局みんなの根本の関心ごとはここでしょ!?」

と仮説立てするのです。

残りの半数に対しては面談では

「どんなチームにしたい? 例えば■◇(仮設した共通キーワード)なチームとか、■◇に重きを置いたムードとか? 何かあなたなりに理想ってない?」
と、前半の面談メンバーの発言から導きだした共通項に関連した事例を用いて、後半の面談相手にも前半のメンバーと似たような表現で発言しやすいように、引き出してあげるスタンスで接します。

すると、ほぼ残りのメンバーも同じ共通項でくくれそうな意見を出してくれます。

これは、対話というコミュニケーションを介して「共通の目的」を表面化させているので次の2つ目の要因も実は果たせてきます。


❷ 協働意識

上記を全メンバーが自分の口で主体的に発言することとなるので、そこに組織に対する能動的な意識(当事者意識)が宿ったという状態が一度完成します。

その上で、あなた自身が各メンバーのことば、意識を繋ぎ合わせた「チームとしてありたい姿」を言語化していきます。

そのビジョンを、今度はメンバー全体に対し同時にオフィシャルに発信します。

この時あなたは


『○○さんはこんな風に表現したし、△△さんはこんな風に考えていることもわかったし、みんな◆~◆~な点においては向上したい/変えたい/生み出したい と思ってるんだなって感じたよ。だから今年はこういうチームを目指せしたいよね!こういう目標を達成させたいよね!」

と発言しましょう。

こうすることで、メンバーひとりひとりも「同じようにみんな感じていたんだ。同じようにみんな悩んでいたんだ。」と気づきを得て協働する意識がその場で醸成されます。
欲を言えば、共感を求めるように数人に話を振ってこのビジョンについてその人なりの見解を改めて発言させるのもいいでしょう。みんなも一緒なんだと安心できたうえでの発言という雰囲気もあり、力強く語ってくれるでしょう。


❸ コミュニケーションの質

ここまででおわかりかもしれませんが、チームを発足する直前と瞬間が1番大事なんです。

ひとまず集合体にしてから、コミュニケーションの量や頻度をいくら上げていっても、それは全て一方通行に感じとられてしまいます。

これだと共通の目的を掲げられていないメンバーもいるかもしれないし、協働するという意識が芽生えているかもわからない状態となってしまうのです。

最初に双方向のコミュニケーションを一対一でとり、あなたの発信がみんなのものになるように昇華させてから口にする。

こういった丁寧な手間を最初にかけたかどうかで決まります。

この相手のためにきちんと時間を使おうというスタンスがコミュニケーションの質そのものなのです。この質の高さがない限りチームは立ち上がり、軌道に乗ることは少ないです。

まとめ

チームビルディングの3大要素

❶ 共通の目的を紡ぎ出す
❷ 協働意識へと加工する
❸それらは丁寧なコミュニケーションを介して

これさえできれば、目標達成に向けてメンバー同士が主体的に動きだし、それはとても能率的なものとなります。

そして

あなたの役目は目標達成への距離が縮まっていく様をタイムリーにメンバーに開示し、都度都度承認と感謝を示し続けること

になるわけです。

★★★

次にチームをアサインする機会がありましたら是非取り入れてみてもらえたらと願います。

最後までお読み頂きありがとうございました。きっと良きリーダのあなたへ助けとなる本があります。以前こんな風にブログに紹介しました。メンバーとの関係性がよくなり職場が活気に満ち溢れるキッカケになれると思います。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?