他界について①

なぜアイドルオタクは他界するのか

そもそも他界って何？死ぬの？という人もいるだろうし、他界の概念も人それぞれだと思うので今回は「応援していたアイドルの応援をやめること」を他界とする。

なぜ他界するのか、パっと思いつく限りでも「金銭的・時間的余裕の減少」や「モチベーションの低下」、「他アイドルへの目移り」など理由は様々あるだろう。

多種多様な理由がある中で自分だったら何が原因で他界するんだ？と、考えてみた。（自分語りするための前置きはここまで…）

推しへの応援をやめたくなるのはどんな時か考えた結果

『言ってることとやってることが違っているときにひどく軽蔑する』
→応援したい気持ちが薄れて他界する

という結論にたどり着くことができた。

イメージしやすいよう具体例を出すと、、、
私は過去にでんぱ組.incの古川未鈴というアイドル推していたことがある。
ライブ中の豊かな表情やアイドルへの高い志に魅かれて…というのが彼女を推すまでの経緯だ。

彼女は過去になぜアイドルになりたいのか聞かれ

「私にはこれしかないんです。これしかないから、これでやっていくんです。」

という発言をしていた。
が、後に彼女は愛する人と結ばれて結婚する。
その後子宝にも恵まれ、同メンバー成瀬瑛美の卒業ライブへの参加も（お腹に命を宿しているため）数曲のみ。

そこで思ってしまったわけだ。

「でんぱ組.incしかないんじゃないの！？」と。

「でんぱ組.incメンバーの卒業よりも大切なものがあるの！？」と。

もちろん人間考えが変わることなんてざらにある。

だが私が推していたのは考え方が変わる前の彼女なのであって、考えが変わった後の彼女ではない。

要するに、言っていたことと乖離した行動を取っている推しを軽蔑してしまい、応援したい気持ちが薄れ他界に繋がるのである。

（WWD2で「この6人だから這い上がれたんだ 絶対絶対誰も欠けちゃいけないんだ」と歌っているのに最上もがが卒業してもでんぱ組.incは解散しないんですか！？となるのも同じ理論）

納得できないこと全て飲み込み肯定して推し続けるというのは大変難しいことだと思う。
改めて記述するが、人の考えはざらに変わる。
それが悪いことだと思っているわけではない。

ただ、応援したいと思っていた頃の姿をしていない、軽蔑すらしたアイドルのことを推すほど私は盲目になれていないというだけなのである。