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「ビートルズなんて、もうウンザリだ」⑥グラス・オニオン(Glass Onion)

ビートルズを知ってから50年は経つと思うので、

「ビートルズなんてもうウンザリだ」と思うぐらい聴いたはずなのですがまた聴いてしまいました。

マニアではないので詳しくはありませんが、思いついた曲から適当に書いていきます。

タイトル改め「今日もやっぱりビートルズ」



⑥グラス・オニオン(Glass Onion)

●1968年9月~10月録音 
●「ザ・ビートルズ(ホワイトアルバム)」収録曲  
●リードボーカル「ジョン・レノン」

1975年頃、中学生の私は、自分で買った赤盤は持っていましたが、ビートルズよりもベイシティローラーズや、アースウィンド・アンド・ファイヤー、イーグルス、ヴァン・マッコイなどのヒット曲に夢中だったのでした。

そんな頃、バンドマンの叔父から「ホワイトアルバム」をプレゼントされたのです。

数あるアルバムの中でなぜ「ザ・ビートルズ(ホワイトアルバム)」であったのか謎ですが、初めて聴いたときの印象は「ヒット曲もないし変なレコードだなと」いうものでした。

「レボリューション#9」も何か意味があるのかと思って頑張って聴いてみたのですが、結局よく分かりませんでした。
「ロング・ロング・ロング」もなにか怖いし、どうせならもっとヒット曲の入っているアルバムだったら良かったのにと思ったものでした。

ですが、何回か聴くうちにすっかり虜になってしまいました。
初めて聴いてから45年以上経った今でもしょっちゅう聴いてしまうのです。

スティービー・ワンダー、プリンス、マイケル・ジャクソン、オアシスなどにも大好きなアルバムがたくさんあるのですが、とりわけ大好きなのがこのアルバムです。

とにかく4人の才能のエッセンスが散りばめられていてかっこいい!!
しかし、このアルバムにはまったばかりに、その後は変態的な曲に惹かれるようになったのでした。

さてこの曲「グラス・オニオン」。大好きですがあまり話題に上る曲ではありません。

このアルバムの1曲目は「バック・イン・ザ・U.S.S.R」で、2曲目は「ディア・プルーデンス」。2曲ともかっこよくて大好きなのですが何か軽い印象。

そして3曲目が「グラス・オニオン」。イントロの「ドゥン!!ドゥン!!」という重いドラムとベースの音で始まり、前の2曲とは全く違うことが分かります。

1曲目と2曲目はポールがドラムを叩いていて、この曲からリンゴが叩いています
もちろんポールのドラムも軽快でいいのですが、やはりリンゴのドラムがあってこそビートルズサウンドになるのです。

リンゴがビートルズにかかせない存在である証拠のような曲だと思います。忘れてはいけないのがジョンのボーカル、もちろん最高です。


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