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「ビートルズなんて、もうウンザリだ」⑩CTスキャンの発明にビートルズが大きく貢献???

今、ビートルズのレーベルといえば「アップル」がまず頭に浮かびますが、
「アップル」が発足したのは「1968年」。それまでは、各国で違うレーベルのレコードが発売されていました。

イギリスにおいては「EMI」の子会社の「パーロフォン・レーベル(Parlophone)」から発売されていました。

その「EMI」には様々な部門があり、蓄音機に始まり、レーダー設備やテレビシステムの開発なども行っていたそうです。
ただの大手の音楽レーベルだと思っていたので意外です。

さて、「CT(X線断層撮影機ですが、現代医療においてもかかせない技術です。
そして、「CT」は、1967年、「EMI医療機器部門」のゴッドフリー・ハウンズフィールド博士によって考案、1972年に発表されたものなのです。

と、あっさり書いてますが、大発明なんですよ!!
ゴッドフリー・ハウンズフィールド博士は、この発明により、1979年、ノーベル賞(生理学・医学賞)を受賞しました。

それではなぜ、「CTスキャンの発明にビートルズが大きく貢献???」したかと言いますと・・・

当時、「EMI」はビートルズのレコードの売り上げで大変潤っておりました。
その莫大な収益の中から「CT」の開発に出資したのです。
そういうこともあって、「CT」は当初「EMIスキャナー」と呼ばれていたそうです。

でも、そこはやっぱり、

「ビートルズ・スキャナー」と呼んでほしかった!!
そして、「CTスキャナー」というロックナンバーをジョン・レノンに歌ってほしかった!!

まあ、イギリス政府の資金もかなり投入されたとのですが、ビートルズの稼いだお金も世紀の発明に貢献したことは確かで、夢がある話じゃないですか。

日本に導入されたのは1975年。まだFAXもない時代です。
あるレポートでは「脳の画像診断において天地がひっくり返ったような出来事が始まった」と記されています。

医療と言えばドクター、
ドクターといえば、ジョン・レノン作の「ドクター・ロバート」。
1966年、「リボルバー」に収録されました。
いわゆる、ドラッグソングですな。ある意味、中期のビートルズを象徴する楽曲といえるでしょう。
切れ味たっぷりロックナンバーです。

最新のMIX、追記しました。

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