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20190128 バインミーとの邂逅

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ユキ姉に尋ねたら「美味いで!でも姉ちゃんめっちゃ無愛想やで!」て言うてたので、前からちょい気になってた「越南法國麵包」を買う。
(越南)ベトナムの(法國麵包)フランスパン包みサンドイッチ。
そして情報どおりめちゃめちゃ姉ちゃん無愛想!
のわりに「辛いのはどうする?」とツンツンした表情で聞いてくるので
棘の鞭でしばかれ倒してる中に、ものすごい飴の甘さが引き立ってもうメロメロ。
ちゃんとトーストしてくれて、焼きたてホヤホヤなので、海安路の石ベンチに座ってちょっと齧ってみる。
わーーー、、、これが度肝を抜かれるほどめちゃめちゃ美味い。
ナマスの大根をかじるバリバリした食感とフランスパン(米粉パン?)との相性の、よくわからんベストマッチにやられる。そしてパテおよび肉のコク。パクチーと香辛料も絶妙なバランス。

日本では「バインミー」と呼ばれてて、最近女性にも大人気らしいが
こちらではそういうオサレなものではなく、台南に住んでるベトナムの方々のもっと土地に馴染んだものであって、けっしてお値段も高くない。これで55元か。困ったな美味い。これはまた買うな。
これだけ滞在してたらもう別に台南の料理がどうのこうのとかどうでもええわ。
まあ、観光客は台南めしを食べるんで目いっぱいやろうけども、ここは日本人わんさかな店になってほしくない。

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↑まだリーゼントしてた頃の清水寺。

「新化」が年末の買いもんストリートになってるということでバスで来る。
こないだコウジときた老街とは様変わりしてホコ天になってて
市場がズラーっと並んでる。バスターミナルから走って行きたいくらいわくわく。
先日の水交社の年貨大街とは規模がぜんぜん違う巨大さ。舞台もあり、抽選会みたいなもんもあり、平日なので人は少ないが、夜になるにつれだんだんと大賑わいの様子。
これは楽しい。

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みんな大好き台北の迪化街の、年貨大街のように試食できるっぽいけど、とはいえあそこまで客が居らんのでドサクサで試食できるほどではないので積極的に行かれへん。

屋台で買うたサバヒー団子はブリブリで(ややこしい)もう一本食うたろかと思うほどめちゃめちゃ美味い。
干しサバヒー焼きは美味いけど脂っこい。でもこれがサバヒーの美味いとこでもあるんやろな。
しかしおっさんは、もうちょいさっぱりしたもんが食べたい。
トラディショナルなものからオサレな石釜焼きパンまで様々。
なかなかストリートは長いが楽しいので何往復もする。
日本の市のように陶器の屋台もあったので物色。
変な陶器買いそうになり踏みとどまる。

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新化は「闘コウロギ」の文化があったらしく(今もあるんかは知らん)、コウロギが新化を象徴するマスコットになっていて、よく見たら電灯などもコウロギの形をしてたりする。
わいわいの中、着ぐるみのコオロギ君も登場。
そしてさすが今年の干支、でっかい豚の風船出てるわー思たら、、

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熊でした!
しかもなんでイギリス。

新化からのバスで台南駅前で降り
新光三越の隣のFOCUSぶらり。この上にはデカいダイソーが入ってて
改めてダイソーの充実度を実感する。
ブルボンのトリュフチョコ食いたいな思って値段見たら日本の二倍。
日本ではこれ安売り100円で売ってるやつなのであなた、みんな知らん思て高級感漂わしてますねと。人間でもそういうの居るよね。

日本の旅行の方も、困ったらひとまずここに来たら良いと思うよ。

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そしてレストラン街では、かなりはっちゃけた日本語が飛び交ってた。
この階にある焼肉店は際どい格好をしたお姉ちゃんが配膳してくれるようなビデオが店前で流れてたので、懐かしのナントカ喫茶及びナントカしゃぶしゃぶみたいやなとそーっと店内覗いてみると
普通のコック服着た兄ちゃんが配膳してた。
めちゃめちゃ嘘やん!

なんか美味そうなバーガーやさんもあったけど、台湾のハンバーガーはチキンを揚げたやつ挟んでるんがメインの基本なんか?だからもうおっさん、その揚げモンはしんどいねん。そんなこと考えながら、Tバイクで帰りつつ、あ、マクドや、お前は肉派だよねと見上げて、
え?となるのは台南あるあるの一つ。

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