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20190213 バイクで台南 前編

バスアプリでチェック。
あと三分で来る!と安平老街ドタドタ走って、何とか間に合う。
乗るバスの写真撮ろ思たらカメラ軽い。
あ、またやってもうた。今度はバッテリー入れ損ねた。
小沢健二ならそのままドライブーと爽やかな曲でも捻り出すんやろけど、そのドライブにカメラが必要なんじゃ!と言うことで、仕切り直し。

20190213
2番バスに乗り駅前まで。
地下街のおっちゃんらをくぐり抜け、なんとか駅の東側に到着。
そして目的のレンタルバイク屋へ。
いつも借りてた店は正月料金で600元とか抜かしたので、それは無いわと、また日本人が借りられるバイク屋をぼんやりと探してたんやけど、今回TV出演したことでギャラリーの客こそ増えへんけどシェアしてくれた人が多く居て、その中の一つがこのレンタルバイク屋やった。
すかさず「あなたの店は日本人も借りられますか?」と書き込んで尋ねた店がここ。
実際店に着いて、書き込んだのは若い子やと思ってたんやけど結構なおっちゃんで、あなたが僕のんシェアしてくれたんか。これ俺やねんとスマホ見せて、おっちゃんそこで気付いたみたいで、ああーってなってた。

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免許は預けなアカンが350元で行けました。車種も色々選べます。
明日の11時まででええでと端数の30分ほどサービスしてくれた。
そして出発。ガソリン速攻で空になってたので教えてもろたGSで92加油(給油)ジャーマン(満タン)。
(こちらのレンタルバイクはガソリンを満タンにして返さなくてもよいので、基本借りたら即にガソリンスタンドで給油する)

クイと捻ればそれだけですんごいスピードで移動してくれる。バイクほんま楽しい。あれやこれや行きたいなあと思ってたとこにすぐに行ける。
コウジ君とバイク乗った以降、ずっとチャリだったのでちょっと感動的に便利。
もし幕末に原付あったら竜馬も乗り倒してたやろな。

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ちょい前に通ったときから気になってた「永康(ヨンカン)」の農協の販売店へ。やっぱここは良い。
狙ってる石鹸もここで買えることが発見。やっぱボク鼻利くわ。
そして永康朝市を発見。ピーク時は過ぎてるけどちょい流す。
ぼちぼち腹も減ってきてるのでダラダラしてまた意識朦朧とせんうちに、ピャっと決めたいとこやけどなかなか無い。

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ヤング清水寺を通り過ぎて「新化」に着く。ここでひとまずメシや。
バイク置き場の横の「焼肉飯」の看板見て即効入る。
俺のためにおばちゃんらがテーブルだしてくれてめちゃめちゃやさしい。この店にして正解。さすが鼻が利く。
メニューをスマホで撮って「これちょうだい」と画面を指差して焼肉飯にしたつもりが、これ焢肉飯のほうちゃうの?と思ったけどまあ美味いからええわ。味噌汁おまけしてくれた。新化来たときはまた来よう。
この横にはバイク置き場もあるし、すぐ近くの武徳殿横にトイレもあるので(バスターミナルにもある)新化老街で一休みはおススメ。

「台鉄新市駅」を通り過ぎるついでに、前回発見した白蓮霧(しろレンブ)のモニュメントを記念撮影。なんもないけどなんかこのモニュメント好きなんよなあ。
この辺りでは「白蓮霧」が名産らしいけど、聞くところによると全員が言うけども「そんな別に美味いもんでも無い」らしいが、食べたことないので知りません。

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そしたら白レンブちゃんも発見。前んときは気付かんかった。。めちゃかわいいやん!これキーホルダーかなんかにしたらええのに。と思ってバイク走ってたら一つめっちゃぼろぼろの白レンブちゃん、いやもう白では無く
「汚レンブちゃん」を発見して驚愕。
なんとかしたげて!

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新市を過ぎると「善化」。
そこもストレートに通り過ぎ、善化と「麻豆」を結ぶ大きな橋「麻善大橋」を通過。麻豆名物の文旦が描かれてて緑のかわいい欄干。
そこから麻豆市街地を抜け、ほどなく「總爺藝文中心(總爺芸術センター)」へ到着。
今回のバイクの旅の目的は、そこで開催されている「麻豆糖業大地藝術祭」を観に来たのでした。

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以前、山崎兄妹が台南市政府のお仕事で、通訳してもろたりでお世話になったマギーさんが、丁度この関係者をしており、今回もお世話になって色々教えてもろたりした。

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麻豆の市街地に何ブロックか芸術作品が展示されてる箇所があり、ここもその一つで本部的場所。それぞれのアートの前にはスタンプが設置されており全部あつめたら80個。私はこの地区と、マギーさんとバイクで案内してもろて近くの地区をまわって、なんとか30個あつめて記念ハンカチをもらった。ていうか、バイク持ってなかったら絶対周られへんかなり無茶なコース。

このアートイベントは、世界各国のアーティスト、日本の作家なども居て、色々なルートから台南に関わる人が居るんやなあと。

麻豆は地獄天国の「麻豆代天府」ばかりがフィーチャーされるけど、この「總爺藝文中心」もすごく良い。別になにがあるっちゅうワケでも無いんやけど、麻豆名物である文旦が多くなっている畑や、台南の糖業の解説や、田舎のゆったりした時間、そして絶対美味しいであろう「麻豆吉園休閒農場」の石釜パンもある。(閉まってたので食うてない。釜見ただけ。マギーさんめっちゃ美味いって。)

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結構な時間になって、夕暮れ時前やけども、まだもうちょっとバイク乗りたい気分だったので適当に山道を走ってたら「台南芸術大学」の前やんここ。
めっちゃ前に連れてきてもろたとこやんか。
地図で確認してみたら「烏山頭」めっちゃ近いやん!どこまで来てんの俺!
どうせなら見に行こうか八田センセと、このあたりをバイクで走るとわかったんやけど、芸大と烏山頭の公園て、広大すぎてほぼ繋がってるんよね。
途中嘘やろ?いうほど切ないメリーゴーランド的なものが置かれてる場所発見。なんの動力も無く、ただただ跨ぐだけのメリーゴーランド。

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なんか道路際で咲いている白と紫の花がすごい綺麗。
長い長い塀沿いを進んでいくと烏山頭水庫のゲートがぬっと現れて
以外と文字がでかく巨大物っぽくて、巨大物恐怖症が出て怖くなる。

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あいにくもう5時前なので中には入れなかったけど、来た事あるし、入れても即効日が落ちてそれはそれで困ったやろうからまあ良しとしよう。
八田路なんかあるんやなあと八田與一氏のドエライ功績の片鱗を見る。

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なんかかっこええ公園みつけた。どうやらここから水路がスタートしているみたいでなかなかのかっこよさ。
ちょいここで一休みと行きたかったけども、水辺の近くでコバエみたいなんがすごかったので即座に退散。
八田夫妻の物語が、でかい錠前みたいなオブジェになってる!
好っきゃなあ錠前!

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ここから上に行くと東山区の珈琲ロードに行ける道につながるんやけど、めっちゃ行きたいとこやけどさすがに日が暮れたときに山中ではやばい。
そしてもし行っても珈琲屋絶対閉まってるやろ!ということでまたそれは今度の楽しみにしとく。
珈琲ロードの上はもう關子嶺溫泉やからね。それはやりすぎやろ。

バイクの旅、
入りきらんので次回へと続く。

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