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20190301 大失恋レストラン

ハナコ滞在は今日最後。
みんなきてねー。お菓子もあるよー。

20190301

今天の早餐はユキパン。
大好き三股のエシャロット使用。
紙コップ切れたから珈琲飲まれへん。
ハナコ早よ買うてきてくれー。

チャン兄が日本語一緒に習ってる友達連れてきてくれる。似姿絵ご注文。
FB観ていただいてるご家族来る。またも似姿絵ご注文。言うてる間にハナコ来る。
予想では、ハナコが居るちゅうことを8000人以上フォローいただいてる我がFBで告知したので、来る人や再来する人結構居るかな思ってたけどビビるほどそれもなく、ポツポツ人通りはあるものの基本全く暇。そうこうしてたらゾンポーサイがやってきた。ゾンポーサイは昨日の大・大阪見聞録で紹介した関西の大衆食堂「力餅」に興味を持ったらしく、あれこれ復習してた。以前大阪に来たときになんと!なんばのNGK近くの、今は無き大老舗「信濃そば」も経験済みとのこと。シブい。五月に大阪に来るので、どうせなら「かすうどん」も食べていただきたい。ギャラリーはなんか終盤にドドドとお客さん来てなんやかんやと合計9人も似姿絵。

韓パパが私のドキュメンタリーな映像を撮ってくれるということで、現場の吉田萬屋へ向かう為に安平で停車してるタク発見。乗る前に運ちゃんが「どこに行くんや」と。先程夜市に客を乗せて行ったんやけど混んで混んで車が動かんでナンギした。しゃあからそっちいくんやったらワシ嫌やと。
運良く目的地はルートから外れてたので乗せてもろたけどおっさんクラクション鳴らしまくりでなかなか運転荒かった。商売の態度が日本では考えられんけど、事故らんかったら別にこれでええやんとすら思う。

吉田萬屋到着。カメラマン&インタビュアーに韓パパ、Cooper監修、ユキ姉通訳、達也インタビュー受ける本人。華子補足でインタビュー開始。

今回の絵のことや、なぜ3ヶ月滞在することになったのかなど、ユキ姉さんと会話する形でカメラの前で話す。の予定で、もちろんそれも遂行したんやけど、それよりも今日は吉田萬屋がなんか暗い。
ユキさんこの部屋何箇所か電球切れて無い?て聞こかな思ったくらい、
この空間に1つすんごいどんよりとしたオーラが漂っていた。
それはある人物から発せられており、私も初対面であるS君(台湾のヤング男子)であった。

実はS君、昨日大失恋ホヤホヤで、落ち込み方も漫画のようにモヤが入るほど半端なく、「はじめまして」の挨拶を交わした時点で生命エネルギーの低下ブザーが聞こえるくらいの分かりやすさ。
しかも「そこまで知ってるわけではない関係」らしい台南のゴッド姉ちゃんことユキ姉に話を聞いてもらいにきてたらしく、家にも、というか現実世界に帰りたくないのでそのままインタビュー撮影にも参加というかそのまま現場に居た。

青天の霹靂。その喪失感は死と直面するほどのショック。辛いなんてもんではない現状は大なり小なりわかる大人たちばかりなので、俺みたいなもんのインタビューよりこっちでしょうと、あれやこれや彼にアドバイスするが、じっとスマホを見つめたまま生返事の相槌しか打てない気持ちも良くわかる。みんなで一斉に玉入れでカゴに向かって玉投げるけども、そもそもこのカゴ、フタ閉まってるやんみたいなやりとり。そんな中、韓パパが失恋の時はこの曲やと、俺は全然知らんがとてもベタそうな台湾の失恋ソングをYouTubeで見せると、嘘でしょう言うほど速攻で涙腺崩壊。なんやったらイントロから泣いてたんちゃうか。
とことん打ちひしがれとるなと。こういうもんは時間しか解決せんのもみんな分かっているけど、それを今彼に言うたとしても彼の心が軽くなるわけでもないしということで、最後は結局「まー頑張れや!」肩ポン!というそれでええんかという励ましで終わる。今言うても届かんけれど、死なん限りは「あーあいつと別れたからこんな良い人と知り合えたイエー!」という日がほぼ間違いなく来るんやけどな。
日本も台湾も、そしてきっと世界中一緒やねと改めて。

ちゅうことでハナコラストナイトは
吉田萬屋の横の居酒屋で麻辣臭豆腐をつまみつつ。
なんの話やねん言うほどなんやいろいろカオスのようになって終了。



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