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【SH・SO・CTB編】現役選手が釜石シーウェイブスの選手を紹介してみた【いわゆるお友達紹介】

どうも。
釜石シーウェイブスの山田龍之介です。

【トップチャレンジリーグ開幕直前特別企画】
と題したお友達紹介、今回は第三弾【SH・SO・CTB編】です。
開幕までに間に合わせようと意気込んでいたところに、開幕延期のニュース。
少しのんびり書かせていただきました。

前回までのおさらいはこちらをどうぞ↓


今回からBK編に突入です。
FWの僕はやっぱりFWの方が好きなので、BKについても同じような熱量で書けるように、煉獄さんのように心を燃やして書いていきたいと思います。

はい、鬼滅フレーズ使いたがりおじさんです。

SH(スクラムハーフ)

背番号9番の人。
試合中に一番たくさんパスしている人です。
RWC2019で日本が苦しめられた南アフリカのファフ・デ・クラーク選手もこのポジションですね。
全体的に速くて敏捷性があってパスの上手い人たちです。

南 篤志

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オススメの呼び方
南(なん)ちゃん、南(なむ)さん

選手紹介
BKリーダー兼小食ラグビー選手の南くんです。
グミを食べて体重増やしたらしいです。すごいことですね。
おすすめのグミをプレゼントすると喜ばれるのではないでしょうか。
試合前もグミ食べたりラムネ食べたりレッドブル飲んだり忙しい南くんです。
僕はというと、試合の前はやっぱり釜石シーウェイブスオフィシャルスポンサー「VESPA」です。

試合中はポジション柄パスにキックにランに、とにかくボールに関わることが多い南くんに注目です。
僕がDFのギャップを見つけて走り込んでも、パスをくれずに「浅くて放れないっす」と冷たく言ってくる南くんですが、今日もめげずに走り込みたいと思います。


前川 絃

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オススメの呼び方
ゲニー

選手紹介
マッチョマンです。
ラグビー選手というよりもグラップラーのような身体をしています。
僕らのうのスタがある鵜住居地区出身で、釜石商工を経てシーウェイブスに入団した地元の星です。
釜石に生まれてシーウェイブスでプレーすることは、誰にでもできることではないので、頑張ってほしい、頑張らなきゃいけない選手ですね。
自主練も自主トレもいっぱいやっています。
自主トレに関しては、そんなとこ鍛える必要ある?というような細かい筋肉まで刺激を入れています。さすがフィジーカー。
今年大卒で入ってきた新人と同い年なので、仲間が増えて嬉しそうです。

金子 峻大

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オススメの呼び方
ネコ

選手紹介
小さな挑戦者です。富士ゼロックスで実業団選手をしたり、海外留学したり、クラブチームでプレーしたり、昨年はキヤノンでプレーしたりと、色々な経験をしてきたようです。
そのため、生きていくスキルが高いです。
あるものに文句を言わない。
もらえるものは何でももらう。
見習いたい心がけですね。
サイズの合わない中敷きとかももらってくれるらしいです。
みなさんも身の回りの不要品は、捨てる前に一度ネコに相談してみてください。
一方ラグビーではそんなにクセは強くなく、各スキルともレベルが高く、オーソドックスにプレーしてくれるので、個人的にはプレーしやすいと思っています。
ネコのくせにネコアレルギーらしいです。

石森 大雄

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オススメの呼び方
ダイユウ

選手紹介
一番最近加入したダイユウです。通訳も兼任しています。
中学卒業後にNZラグビーの世界に飛び込み、オーストラリアやイギリスなどを渡り歩いてきたトラベラーです。
さすがの英語力はマヘ・トゥビ主務兼通訳の通訳業を脅かしています。
日本ではHONDAやヤクルトでもプレー経験があります。
加入して間もないですが、自分の意見はしっかり言うタイプです。
控え目シャイボーイな東北の若手が数人ほど、びっくりしていました。
自分の意見をしっかり言うのは大事なことなので、若い選手に良い影響を与えてくれるのでは。

海外育ちの日本人って何で顔が似てくるんだろう・・・🤔

SO(スタンドオフ)

背番号10番の人。
ゲームメイクと言われるプレーの選択をすることが多いです。
FWに指示を出して突っ込ませたり、9番からパスをもらって空いたスペースにパスやキックでボールを運んだり、時には自らボールを持って走ったり、色々なプレーに関わるので、出来不出来がすごく目立つポジションかもしれません。

中村 良真

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オススメの呼び方
ヘアリー

選手紹介
名門・帝京大学出身の帝京らしからぬ個性派です。
写真でもよく見るとわかりますが、全身を毛に覆われています。
青森県・八戸出身で「八戸の人はみんなそんなに毛深いのか?」と聞いたら「たぶんそうですよ」と言っていたので八戸の人は怒ってください。
細身ですが大食漢です。
昨年何人かでわんこそばを食べに行った際、一番たくさん食べたのがリョウマでした。
遠征のときも延々と生野菜サラダをもしゃもしゃしています。
サラダが好きらしいです。
変な柄のパンツも好きらしいです。
お父さんは八戸の実力者だとか。

片岡 領

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オススメの呼び方
屋敷

選手紹介
M-1ファイナリストです。
嘘です。
ニューヨークの屋敷さんに似ている、と僕だけが言っています。
大卒新人ですが、当初はNZ留学やトップリーグ挑戦を考えていたそうです。コロナ禍に巻き込まれ、すったもんだのあげく釜石ファミリーになりました。
こういうのもラグビーの妙、何かの縁ですね。
詳しくはこちらを読んでみてください↓

釜石に来て釣りを始めたそうです。
師匠は釜石の釣りキチことあの選手です。
ハンバーガーが好きらしいです。
ラッキーピエロのハンバーガーおいしいよ。

オリバー・ポルソン

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オススメの呼び方
オーリー

選手紹介
イケメンの若です。
大卒1年目の23歳ですって。
NZでもオールブラックス入りも含めて、将来を嘱望されていたプロスペクトです。
日本での、釜石でのプレーを選んでくれて嬉しいですね。
僕とはロッカーが隣同士です。お隣さんから言わせてもらうと、もう少し整理整頓、洗濯をしっかりしてほしいです。
また、僕と同じアパートの1階に住んでいるのですが、いつもカーテンが開けっ放しで中が丸見えです。
あんまりそういうのは気にしないのかな。
チームからは年季の入ったトヨタのベルタを貸与されています。渋いね。

CTB(センター)

背番号12と13の人たちです。バックスラインの真ん中にいることが多いからセンターというのだと思います。
フランカーのようにその人の特色が出やすいポジションかな、と思います。
スタンドオフもやるセンターもいれば、ウイングやフルバックができるセンターもいます。
僕はセンターっていうと金城龍彦を思い浮かべます。

佐々木 裕次郎

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オススメの呼び方
じろうちゃん

選手紹介
シーウェイブスが誇る釣りキチのじろうちゃんです。
既出の片岡 領くんの師匠らしいです。
僕は東京ダイナマイトが好きなので勝手にじろうちゃんと呼んでいます。
なかなか独特な間の持ち主です。
リハビリ生活が長いこともあってトレーナーと仲良くなりがちです。
釣りキチじろうはどんなところにでも行けるように大っきいクルマに乗っています。
実はまだ一緒に試合に出たことがないです。(たぶん)
早く一緒にプレーしたいです。

伊藤 優駿

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オススメの呼び方
拓味

選手紹介
佐々木 拓磨の同僚です。マサ先生です。
実直ないじられキャラですね。プレーにもタックルの鋭さ、ストレートランの徹底ぶり、無理なパスは決してしない、など実直さが出ています。
時には、石橋を叩きすぎて8対1の状況でもパスを放らずに突進することもあります。
しかしながら、一貫して真面目なそのプレーぶりと、他の人に比べて足が短いことを補って余りあるフィジカルの強さも併せ持ち、チームからの信頼は厚いです。
からあげLOVERとしても有名なマサくんです。
釜石ではあゆとくさんのからあげが人気です。みなさんぜひご賞味あれ。

そういえば北海道出身らしいです。でも都会の人です。

福士 周太

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オススメの呼び方
ふくしくん(落合)

選手紹介
岩手銀行を代表して戦うバンカーラガーマンです。
試合中も、トライを取られた後はインゴールで「トライを取られたら取り返す、倍返しだ!」とチームを鼓舞しているとかいないとか。
接待スキルとしての昭和歌謡曲に長けていて、少しオーバーサイズでトラッドな着こなしのスーツと合わせて、年齢以上に貫禄を感じさせます。
最近父になったようなので、今後より貫禄が増していくことでしょう。
これまた接待の賜物なのか、釜石の夜の街に顔が広いです。
(スナックの)ママさんキラーですね。
本人はとっても愛妻家だと言っていました。

ヘルダス・ファンデンボルト

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オススメの呼び方
ダスです

選手紹介
釜石の絶好調男、ダスです。
好きな日本語は「絶好調」「渋いぜ」「シシドカフカ」「カツカレー」
本当に毎試合絶好調というくらいに活躍してくれます。
特にアタックではボールを持てば必ずゲインしてくれる頼もしい存在です。
実はまだ25歳という事実。あらためて衝撃。
練習前はいつもダスと何人かでタッチフットをします。
コーチには申し訳ないですが、一番いい練習です。
キレイな奥さんといつも一緒。

畠中 豪士

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オススメの呼び方
ひきにき

選手紹介
「ごうし」ではなく「かつと」です。「かっと」の方が呼びやすいです。
「はたなか」だと口が開きっぱなしで危ないので「ひきにきかっと」ですね。
自分の体を削っているような、肉を切らせて骨を断つといったような激しくクレイジーなタックルをします。
他にも激しいタックルをする選手はいますが、かっとのタックルはなんだか怪我をしそうです。と思っていると本当によく怪我をします。
ラグビーをすると怪我をするラグビー選手です。
普段は意外とマトモで数少ない常識人だと信じています。
中村 良真ほどではないですが、足の毛が濃いです。
テーピングテープの中で、スネに貼ってはがす時に一番痛いテープはロイコテープだそうです。

吹越 大清

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オススメの呼び方
フッコ

選手紹介
青森からやってきた弾丸ランナー、フッコです。
彼との出会いは、僕がNECにいた頃でした。NECグリロケOBの山下 祐史さんがコーチをしている八戸学院大学の学生としてNECに武者修行に来たのがフッコでした。
まずは「フッコシ」ってなに?って思いました。青森ではわりとある苗字なんですね。
NECでもその身体能力はずば抜けていました。
現在は釜石でも各種測定を荒らして回っています。
特に自転車力はすごいです。競輪選手を目指せるレベルらしいです。
プライベートでもロードバイクに乗るのが好きみたいです。
シュッとした見た目と八戸訛りのギャップがすごいです。
八戸訛りでひとしきり喋って、こっちがなんて言ったか理解する前に、一人で話を落として笑われたりすると少し恐怖を覚えます。

次回予告

今回は【SH・SO・CTB編】をお届けしました!
書いていて感じたのはみんなキャラが立っているな、ということ。
FWも個性的なんだけど、FWは個性の中にも何だか一体感があります。
BKはどうなんでしょうね。

次回がいよいよ最終回【WTB・FB編】です!
シーウェイブスが所属するトップチャレンジリーグの開幕は延期となってしまいましたが、開幕までにこの選手紹介でシーウェイブスについて詳しくなってもらえたら嬉しいです!

ではまた。

<山田 龍之介 やまだ りゅうのすけ>
1991.10.12生 釜石シーウェイブスに所属するラグビー選手
東京都立大泉高校でラグビーをはじめる
その後立教大学、NECグリーンロケッツでプレー
2019年釜石シーウェイブスに入団
2020年4月からはプロ選手としてチームに所属
北海道・釧路町出身 岩手県・釜石市在住

最後まで読んでいただきありがとうございます!スキもサポートも嬉しいです!これからもラグビーの空き時間に投稿していきます!