メモリもハードディスクも記憶装置。どう違うの?パソコン選びで重要なのは?
こんばんはヤマピーブラックです😎
パソコンで重要なのは「CPU」「メモリ」「ディスク」です。
前回の記事では、パソコンの心臓とも言えるCPUについて解説しました。
https://note.com/yamapyblack/n/na376995ac8e3
今回はその他の2つ、「メモリ」「ディスク」について解説します。
メモリもディスクも記憶装置
メモリもディスクも記憶を扱う装置です。
ただ、根本的に仕組みや役割が違います。
メモリは一時的な記憶。パソコンの電源を落としたらメモリの中は消えてしまいます。
一方、ディスクは永続的な記憶。パソコンの電源を落としても残ります。
例をあげましょう。
エクセルのファイルを開いて作業するとします。
文字や数字を打ち込みます。この内容はメモリに保存されます。そのままパソコンを放置していても、打ち込んだ内容は消えませんよね。これはメモリに保存されているからです。
ただし、そのエクセルファイルを保存しないで閉じたとします。そうしたら、書いた内容は残ってませんよね。
これはメモリの内容が消されたからです。パソコンの電源を切るタイミングや、アプリを終了するタイミングでメモリは消去されます。
このファイルを保存して閉じます。そうすれば、打ち込んだ内容は残ってますよね。パソコンの電源を切っても残ります。これはつまり「ディスク」に保存されたということです。
おわかり頂けたでしょうか?
パソコン選びで重要なのは?
両方大事なのですが、メモリのほうがより重要です。
重たいアプリケーションを開いていると、メモリを食います。(メモリをたくさん消費することをメモリを食うと表現します)
エクセルはまあまあ重いアプリケーションですね。これは一時的に保存する内容がたくさんあるためです。
メモリはアプリの内部でも色々と使われています。あなたが何も文字を打っていなかったとしても、エクセル内部で色々とメモリを使っているのです。
メモリがたくさん消費していると、パソコン全体が重くなります。
他にも、アプリ開発のためのツールはかなりメモリを食います。こういった重いアプリケーションを複数起動する必要がある場合は、メモリが大きめのパソコンを選びましょう。
一般的なパソコンであれば4〜8GB、アプリ開発するなら16GB以上あると快適でしょうか。
この「GB」はギガバイトの略で、メモリの保存容量を示しています。当然大きいほうがたくさん保存できることになります。
本日のまとめ
・メモリは一時的な記憶、ディスクは永続的な記憶
・メモリが多いほど重いアプリを開いていても快適
長くなってしまったので、ディスクは次回にします。
このあたりのパソコンの仕組みを理解したい人は、こちらの本がおすすめです。(前回紹介した本は少し難しいので、こちらのほうが易しいかと)
サ、サポートありがとうございます😭