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カントリーマアム縮小を阻止したい -2040年、消滅回避のために-

※この記事は半分まじめ、6割おふざけです。

 実質値上げ(シュリンクフレーション)のトップランナーといえば、カントリーマアム。ディズニーの値上げと本製品の減少はもはや定期イベント。

 カントリーマアムが減り続けた2040年には、客がクッキーを焼いて不二家へ送る事になる「カントリーマアム2040年問題」も控えています。(あくまでネタ)


さて

【カントリーマアムをこれ以上"小さくしない・減らさない"ために、どんな手段がとれるのか?】


というSDGsよりも重大なテーマを、商学部にいた頃に真面目に考えてた怪文書が最近出てきました。
今回それをカントリーマアム以上に縮めて紹介します。
ちなみに不二家に新卒で入ろうとすらしなかったので どれも実現しません。

1.東欧で製造する(※ロシアのウクライナ侵攻前に記載)
 業務スーパーやカルディなどが扱う東欧などの輸入菓子。安く、量があり、うまい。
 輸送費も安くないだろうに、どうしたらあの低価格になるんだろう。それは原料や調達、生産コストが安いからに他ならない。
……なら海外で作ってもらおう。
秦野の工場は閉じていただいて……

2.大株主になる
 上場企業の経営陣は往々にして株主の方を向く。
 E.マスク氏程の富豪であれば株を買い占め、商品サイズに意見できるだろう。
これで市場の好感触を得て、売却益を得られれば一生分のカントリーマアムが買えるぞ。(などという)

 ところで現在の不二家は、山崎製パンが株式の過半数を保有する筆頭株主なので大株主の夢は無理。もはや山崎製パンの社長を目指すしかない。無理。
個人株主が株主総会で意見できても、速攻でNOが下るだろう。

3.価格変動制
 20XX年、カントリーマアムはついに縮むのをやめた。
 これからは、出荷毎に市場価格が変動するのだ。店頭でも毎日価格が上下。
 消費者は生鮮食品と同様、明日のカントリーマアムが幾らで買えるのかわからなくなった。
 ちなみに工場がある秦野では、農家風の無人販売所で採れたてカントリーマアムが24h安価に買えるぞ。

4.風邪薬商法
カントリーマアムに風邪薬のごとく、多彩なバリエーションを授けよう。

1.現行の量を継続 "無印カントリーマアム"
値上げしながらグラム数を維持し、シュリンクフレーションの代名詞から脱却を図る。
2030年、余りに値上げしすぎて贈答菓子コーナーに移動。お菓子コーナーから消える。

2.2005年サイズ "カントリーマアム‪プレミアム"
あの頃の大きなカントリーマアムが帰ってきた!とTwitter大歓喜。
不二家も、増やした材料以上に利益が得られて満更でもない様子。

しかし……時は2030年。某セブンは、自社の「さらにおいしく」なったデザートの量が本製品よりも少なくなったのがバレるのを嫌い、棚から排除した。

3.価格据置 縮み続ける"カントリーマアムS"
この"S"は決してSmallやslimではなく
小学生、据置、スマイル の"S"だ!
主に「おやつは300円まで」という小学生の遠足需要に対応。2040年に向けて、計画的に量を減らしていく。

そして中身0枚を控えた2039年度末。ターゲットたる小学生は、究極の少子化(無子社会)でほぼ居なくなった。ひっそり終売。

4.2025年発売"カントリーマアムV"
Virtual空間でたのしむカントリーマアム。
ついにカントリーマアムは概念になった。
NFTだから家族や友達に食われる事もないし
転売も自由。ついでに賞味期限から解放された。

5.2030年頃発売"カントリーマアム錠"
「国民の8割を占める高齢者のニーズに応え、のみやすい錠剤にしました。噛んでもおいしい。」

6.2040年頃発売 "カントリーマアム顆粒"
「形は違えど、おいしさは変わらず口いっぱいに拡がります。」



みんなで知恵を絞って、
2040年の子供たちにカントリーマアムを遺そう。

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