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俯瞰と没入の往還

抽象と具体、直観と論理、優しさと厳しさ、自由と権利、、両立が難しいことはたくさんある。

まだ、頻繁に語られていない両立が難しいものとして、俯瞰と没入(没頭)があると思う。

俯瞰は時間と空間をひいて、空間はマクロに時間は長期にもち、全体感をもつというイメージだ。
没入は時間と空間を忘れて、空間はミクロに、時間は消えるイメージだ。

俯瞰モードのときは、没入しているときのことを考えられておらず、そのため、計画の精度が落ちる。
没入モードのときは全体感を持てておらず、想定外の方向に流れて、計画倒れを牽引する。

俯瞰と没入は思考モートのスイッチと言うより、スペクトラムのようなもので、いつのまにか切り替わっている。いつもはその中間にいるようなイメージで、年1などの振り返りをするときは俯瞰モードが矯正発動する。

その振り返りを日常のなかで、没入と平常運転を往還しているときに見ると、なんじゃこりゃ?これは同じ自分が考えたことなのか、と思うことがある。

そして、俯瞰モードの自分不審になり、没入モードは言うことをきかなくなることがしばしばだ。

俯瞰と没入の往還法、なんて本を書いたら、売れそうだなぁ、みんなそれぞれに困ってる。


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