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naokiyamamo.to
2019年1月27日 07:15
ミルクレープを頭に思い描くと思い出すのは、年縞である。年縞とは、福井県若狭町にある水月湖の湖底に眠る、縞模様に積層した湖底堆積物のことだ。その保存状態の良さから地質時代の時代特定の際のものさしとして世界的に有名である。地質時代のグリニッジ天文台という呼称からも、その重大さが伝わってくる。年縞はミルクレープの一枚一枚よりも薄いだろう0.7mmである。堆積物の中には花粉、黄砂、落ち葉が含まれ、春夏