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『Songs For My Son』制作日誌 vol. 63 2022年1月20日 投稿者:和田昌宏

こんにちは。和田です。

まだまだ寒い日が続きますが、先日うちの小さな庭先を見てみると、以前何も生えていなかったところに、小さな笹が生えてきているのに気が付き、春は着実に近づいてきているのだなあと感じました。また新しい年度が始まる。季節は残酷にもどんどんと進んで行きますねえ。なんだかこの時期に新年を祝う春節旧正月にもっともらしさを感じました。

さて、編集は相変わらずチビチビと進んでいるのですが、最近は(前からですが、、、)色々な人に映画の進みはどうですか?と会うたびに聞かれることも多く、そのたびにうーん今年中には完成できると思います。などと話していて、気にかけていただけているのは大変ありがたいのですが、もう早くそんなこと聞かれないようになりたい!と強く思っている今日この頃なので、なので本当にはやく完成させたい!そして、普通に美術作品の方ももっと気兼ねなく作りたい。(映画も完成してないのに、そんなことやっていいのみたいな、とても後ろめたい気持ちになってしまうので。)

 

そうはいいつつも、、、。

奥多摩美術館の近くには少し前からラフティング屋さんが増えてきて、いまや東京のラフティングのメッカみたいな状況になってきています。毎年夏には都心から来る若者たちでごった返しているラフティング屋さんを見ていて、ラフティングと美術が同時に体験できる川下りを自分たちで企画できないかなあと考えていました。流れに負けないように、川に落ちないように、死なないように必死になるから、時には作品を見逃したりしつつも、肉体や精神が過酷な自然の中研ぎ澄まされている状況で作品に遭遇した場合、鑑賞者と作品の間になにかとんでもない作用が生まれてくるのではないかと大きな期待をしていました。

しかし、ラフティングにはヘルメットやらライフジャケット、ウェットスーツなどゴムボート以外にも様々アイテムが必須という事に気づき、それを揃えるのはちょっと現実的ではないけど、どうにかできないかなと頭の隅に置いといて、会う人にたまにそのアイデアを話していました。

そうしたところ、先日西の風新聞という西多摩地方のローカル新聞の方から、この話にあるラフティング屋さんが興味を持ってくれているので、是非話してにいってみませんか?というお話をいただきました。

しかしながら、僕自身じつはラフティングやキャニオニングというのをまだ体験したことがないので、現実的な構想はまだ出来ておらず、まずは近いうちに体験、下見などできたらいいなあと思っています。というわけで、今年の夏~秋ごろにこのラフティングの展示の企画を国立奥多摩美術館で企画できたらうれしいなあと考えていますので、またこちらもまた進展ありましたらご報告していきます。

 

また、コロナの影響で今メインでやっている留学生向けの予備校の仕事が、新入生が入って来れないため、一旦休止となってしまいました。家系的に非常に厳しいのですが、2月からはもっと映画の方に集中していけると思います!また、そんな状況ですので何か単発でも設営、撮影などなんでもお仕事ありましたら、遠慮なくご連絡ご相談ください。

 

かしこ。

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