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今更の自己紹介_2021年公開予定映画『Songs For My Son』制作日誌_vol.20

『Songs For My Son』制作日誌 vol.20
2020年11月10日 投稿者:プロデューサー・周山祐未

皆さん、こんにちは!スヤマです。

紅葉が綺麗な時期ですね。皆さん、いかがお過ごしですか?

和田映画は今、あの頃の怒涛の日々が嘘のように、スローダウンしています。ただ、映画「Songs For My Son」のDMは出来上がりましたので、皆さんにお会いできた折にはお渡しさせて頂きます!

ということで、映画がバタバタしていた時に、後回しにしていたことを進めるべく、最近は自主企画のアートプロジェクト「The Imabari Landscapes They Saw」の次の展開をあれこれ思案しています。私のことをご存じない方も多くいらっしゃると思うので、簡単に自己紹介(今更ですが)をさせてもらうと、最近は現代アートに関わるコーディネーションや広報として、いくつかのプロジェクトに関わらせてもらっています。現代アートに出会ったのは、大学3回生時のアメリカ留学でした。それからアートが好きになり、大学卒業後は一般企業に就職し上京。仕事終わりにギャラリーに足を運び、ボランティアとしてアートイベントに関わる中で、もっと現代アートに関わりたい!と思い転職しました。ここ最近は東京と愛媛を行ったり来たりする生活をしていて、自分の故郷にも現代アート触れる機会ができないかな、と模索中しています。

2018年に始めた「The Imabari Landscapes They Saw」は、国内外で活動している現代アートに関わる方々を、私の地元愛媛県今治市に招聘し、身近に現代アートに触れられる機会づくりを目指しています。もし自分が小中高生だった折に、身の回りに現代アートに触れる機会があれば、また異なった考え方や思考の広がりを持つことができたのではないかな、という想いから、地元今治でアートに触れる場を作るべく、プロジェクトを開始しました。これまで、プチ・レジデンス的な位置付けで、3泊4日の旅を2回企画し、各回4名づつ計8名の方をゲストとして今治に招待しました。第1弾のゲストとして、和田さん、佐塚さんを招待したことが、今回の映画「Songs For My Son」作りを手伝うことに繋がっていると思うので、あの時お二人と一緒に時間を共有できてよかったな、と思っています。

少し話はそれますが、最近所用で広島に行った時、アートギャラリーミヤウチ(AGm)さんにお伺いしました。これぞ地域に根ざしたアートスペースとしての成り立ちに、とても感動させられました。こちらのスペース運営は医療法人が母体の、みやうち芸術文化振興財団が運営管理を行っています。病院がある地域に芸術文化に触れられる場所を作るために始めたそうですが、開館3年後に広島市内に80年代まであった画廊の遺族から数百点の広島にゆかりのある作品の寄贈をきっかけに、現代美術や若手作家の紹介と同時に、広島の戦前戦後美術の調査開始したようです。地域にも、そしてアートが好きな広島県外の人にも開かれた場所だと感じました。それで言うと、鳥取の「HOSPITALE」さんも、地域に根付いた、とっても素敵なプロジェクトでした。時折、所在がわからないプロジェクトに遭遇しますが、そこで実施する意味や、主催者の意思が感じられる人間味のあるプロジェクトが魅力的だと思います。

翻って「The Imabari Landscapes They Saw」の次の展開。これまでは人を招くことに重きを置いて来ましたが、今度は作品を展示する企画をやってみたいと思っています。ただ、お恥ずかしながら、1から展覧会を企画したことがない私。。。はてさて、どうなることやらですが、また皆さんにも進展をご報告できるように頑張ります!

(周山)

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山奥プロダクション 
Songs for My Son 制作実行委員会

▶︎公式サイト:http://songsformysonmovie.com/
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▶︎Twitter:https://twitter.com/YAMAOKU_p
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