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カゴ編み材を保存しておく「ラック」をDIYしました♪

かご編みの命とも言える素材。これがあって初めてかごが作れます。
でもその大切な素材も、しだいに増えてくると部屋を占拠し、ちょっと窮屈になってきます。そこでその問題を解決すべくラックを作りました。

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このラックは、かご編み仲間が、作業部屋でこんな風に棒を張り、材を保管しているのを見て、それを真似して作りました。自然素材はカビやすいので、しまわずに吊るしておくというのは、とても良いアイディアですね♪
ラックの材料は、以前に作ろうとした作品の余り物や、端材を使いました。

慣れないDIYで苦戦する・・

作り方は、縦木(右)(左)それぞれ2本に、L字形ジョイント金具のついた受け木を釘で取り付け、金具の間に横木を乗せて、コの字型にし、机の上に取り付けただけです。至ってシンプルです。

それでも、いざ作るとなると、いろいろ問題が出てくるのものですね。
縦木(左)は寸法が足りず、縦木(右)は長くひと工夫必要でした。長い方は、のこぎりでカットすれば済みますが、足りない方は、下の見えないところに空き箱を補足して固定しました。後、釘を打つ空間の狭い箇所があり、小さくちょこちょこ打って何とか凌ぎました。

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頭の中で、大体の構造を考え、あちこち寸法を測り、自己流で作りましたが、まずまずの出来です。作ってから約2ヶ月程経って思うのは、もう少し低く設定すれば材の取り外しが楽だったなということです。

最後に

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始めの頃は、かごを編む作業が楽しくてそちらに夢中でしたが、美和ちゃん(講師)が持ってくる様々な素材に触れていくうちに、素材にも興味が移っていきました。初冬に差し掛かかる12月初旬、ワークショップでは「山の蔓取り」があります。そこでは蔓の探し方や、次に命を残せる採取のし方を、教えてもらえます。

人にも寄りますが、素材採取を経験すると、かなりの人が採取に興味を持って行かれます。時々素材ばかり採っていて、全然かごを作ってなかった、というようなことが起こります。目的は何だったけ?と笑ってしまうのですが、それほど山の蔓採りは楽しいものです♪

これからもこのラックに、材が増えていくでしょうけれど、「貪らず、採ったものは余さず」大切に使っていきたいと思います。



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