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最近起きた心霊現象


ホラー映画は苦手


昔から怖い話が苦手です。
ホラー系の書籍や映像などは、おっかなびっくりチラ見することはあるものの、直視できずにいました。


とりあえずは観るんですけど、怖そうなシーンになるとスッと目を逸らします。

肝試しなんてしませんよ。
心霊スポットも行きません。

ネットの怖い話系も少し目にしましたが、読み漁るようなことはしません。


そんなビビリな私が、現在は心霊現象と隣合わせの生活を送っているというのだから笑っちゃいますよね。


真夜中に、ふと目が覚めるのです。
部屋の隅に黒い影が佇んでおり、こちらをじっと見ているのですね。


黒い影の正体は、壁にハンガーかけされた服の輪郭。

しかし、この時は生霊が飛ばされていましたので、服の影に誰かの意識が数秒間だけ宿って、その影の中に視線が混じっていたりします。

物理的にはなんてことない、寝ぼけて見間違えたのかな?という感じ。
しかし、脳は生霊の存在を感知していていますので、そこに「いる」ように感じてしまうのですよ。


これが心霊現象の主な仕組みです。

霊体や物怪が実在することはないのですが、意識体のみ感知することがある。
そして、何か依代があると脳に訴える衝撃量が増えるという。


多くの人は、未知の生物が目の前に現れること、そして彼らが自分たちに危害を加えてくるやも、という理由で恐怖を感じるのです。


ホラー映画とかそうでしょ。

オバケが現れて、物理的にスプラッターになって、それが怖いんですよね。
緊張感が入ると怖さが増します。


そりゃそうでしょうね。


痛いのは嫌ですから。



私も、薄暗いトイレの天井から女性の霊がぶら下がっているのを感じたり、浮遊霊に罵詈雑言を吐きかけられる、みたいなことは一時的にありました。

車の運転席に乗ると、数多の魍魎が集まってきて、フロントガラスに手を付けて襲いかかろうとしてくるのが視えたり。
霊はガラスを通さないのか?とか今なら冷静に考えられますが、その時は驚きのあまり、冷静な判断が出来ませんでした。


現在も時折ありますが、ちょっとびっくりするだけで恐怖とかはないんですよね。



それはちょうど、不良にカツアゲされている時のような感覚。

カツアゲに巻き込まれたら、相手の欲求をそのまま飲めば多くの場合、無傷で開放して貰えます。
現実では、お金を渡した途端に蹴りの一つも入れられるかもしれませんが、相手が霊であるとそれはないです。
意識に対し、肯定の意を伝えると去っていきます。


そもそも現世に現れる霊なるものは、十中八九お行儀が悪いです。

唐突に現れて、怒りを顕にしてきます。

そこで必要なのが、重度の認知症患者への対応テクニックです。
相手をバカにすることも子供扱いすることも意志を無視することもなく、静かに寄り添う。

「ぼくは神だよ」
「そうですね」

こんな感じに穏やかに対応すると、静かに去っていくパターンが多い。


この辺の対応、ちょっと勉強すればで誰でも出来るやろ、と思ったらそうでもなかったんですね。

見当意識障害で混乱状態に陥り、日常生活を送ることが困難になった祖父に対し、祖母は「赤ちゃんになっちゃったのね」とか言ってたり。

祖父は幼児化などしておりませんでした。
視覚と聴覚と方向感覚を失い、乱心していただけです。
意識はハッキリしていて、落ち着いた時は冗談なども言えました。


ちゃんと相手を見なければ駄目なんですよ。
本人そのものを見なければ。


先ほど書いた、自分は神だと訴えてきた霊魂に対してもそうです。
多くの人は、お経を唱えたり「オンキリキリバサラウンハッタ」とか言ったりします。

一番駄目なやつ。

ちゃんと返事になっていないから。


相手の意志をきちんと汲み取れていないので、恨みを買うことがありますよ。


普通の生身の人間に対してなら敬意を表せることは出来ても、環境や状況が変わると途端に攻撃性を剥き出しにしてくる人が大多数です。

そりゃ駄目ですよね。


基本は同じ。
敬意を以て接する。


ホラー映画の多くは、そういった精神が欠けているために恨みを買いすぎた人が裁きに遭っている、と判断すると納得です。
普通、あそこまで恨まれることないわ、というのが多すぎ。




祖父の一周忌


先日、祖父の一周忌を迎えました。


所属している宗教団体の形式に則り、本家の仏壇に向かってノリゴトなどを奏上し、お墓参りに行った後で皆で献杯。


その際、執着について祖父からメッセージが降ってきました。
私の頭の中にだけ。


「じーちゃんも冥界くぐりしたんだけど、最後のところで桜餅3つ分だった。出られなかったよ」

こちらの記事は冥界くぐりについて書いた発展型です。
こっちを貼りますね。


冥界くぐり。
全ての霊魂が行う、冥界での試練です。

最後の試練で執着の度合いを測るのですけれど、渡されたお菓子と指定された量によって執着の重さが分かります。

私は桜餅をほんのひとつまみだけ。
祖父は桜餅を3つ外に持ち出すように要求されたようです。

入口で渡されるお菓子は一つだけなので、一つ以上要求された場合、外に出られないという内容。


夢飛びの、実質的な幽体離脱現象になるのですが。
自分でも行っておいて難ですが、冥界くぐりは実在するんだな、となりました。

「執着は知らぬ内に出てくる。気をつけろ」

と祖父は話していました。


その後、お墓参りに行ったのですが、自分の家の墓に枯れた花がそのまま供えられていたのですが。

その途端
「あの住職、墓の手入れの一つもしやしない」
という強い言葉が降ってきました。

お彼岸の時のまま、放置されているみたいです。


「戒名のお金、随分払ったのになんてやつだ」
「給料泥棒!」

ご近所様の墓から、そんな声が幾つも…。


私は家族がお線香を上げている間、お墓を巡り枯れた花を片付けて回りました。


「あ、そこん家の方も片付けて欲しい? 今行きます。ちょっと待っててください」

とか言いながら、次々と枯れた花を抜いていきました。


なかには

「うちはいいよ。大変だろう。気持ちだけ受け取っておくね」

という家もあり。

お地蔵さんが供えられていた家は、ちょっと徳が高めだったみたいで。

そういうの、本当に関係するのか…と思った次第でございます。



片付けを切り上げた頃、祖父は再び私に語りかけてきました。

「これが執着なんだな。墓を綺麗にして欲しいという欲求を持つことそのものが」

普通の感覚だと思いますが、そんな小さなことに執着が現れてしまうのですね。


お墓があるだけで充分。という家。
出来るだけ綺麗にして欲しい。という家。
金払った分、世話をしろ。という家。

様々だわ。


お墓のお金も戒名のお金も結構するので、その分手入れなどをして欲しいと訴えられるのは当然と思われますが。


それが執着となる場合もあるのですね。

厳しい世界だわ。

それか、住職さんの考えた戒名がイマイチだったのかしら?などと失礼なことを考えたりして。


戒名は、実は必要だったりそうでなかったりするのですが。

不要だった場合、払い損ということで該当の坊さんはいつかの世で贖罪をしなければならなくなるみたいです。
不必要なケースが殆どらしいですね。


ちな、私は戒名は不要だと家族には伝えておりますが、現時点での私の戒名は「さくら」と霊的に決まっております。
大姉とかつかないです。

自分で名乗った訳ではなく、自然と出てきたものです。
霊媒が始まったばかりの頃に伝えられました。

「位牌には ”さくら” とだけ書け」と。

これは私の場合なので、他の人には該当しませんよ。

寺院などできちんと決めて貰った方がいいです。



それはいいとして。


一周忌で、久しぶりに派手に霊動が起こったわ。


祖父の死は、私に多くのことを教えてくれました。

流石じーちゃん。

やはり徳が高い。


8次元の世界に行ったようですが、現時点での次元は31です。




わすれるくらいで



あまり霊的なことに意識しすぎると不敬になるので、普段は忘れているくらいで良いと思います。


ただ、本当に忘れた頃にポコッと起こるんですよね。

それで毎回びっくりします。


思うに、心霊現象とかホラーとか、基本的に「驚く」という感情が重きに置かれているのだと思います。


びっくりする。

それが基本。


私はびっくりするのが苦手なので、ホラーは好かないですね。
急に音量が上がって、ほんとにびっくりするのですわ。


肝試しじゃないですけど、肝が据わっているかを試されるっぽい。




話は変わりますが、ネットホラーで有名な逸話の一つ。
「おつかれさまでした」


これはマジなので、真似しないでくださいね。

水の中に色々集まるのは本当です。

夜中の水分補給の目的で飲み物を枕元に置くことがあると思いますが、蓋は絶対です。

物理的な物質で霊の侵入を守れるのか?というと、守れます。

ガラスでも紙でもプラスチックでも。
ストローは気を付けて。
穴から入って来ますから。

埃を防ぐだけでなく、知らぬ内にあなたに飛ばされた生霊の依代となるのをガード出来ます。


起きている間は、意識のガードがかかっているので憑依は無いですが、一旦寝てしまうと霊魂が無防備になるので霊的な介入が易易と出来るようになるらしく。

睡眠は、最も強力な霊的なトランス状態らしいです。


水という媒体には「宿りやすい」ので、特に注意してください。

生霊が宿った水は、そのまま流しに捨てれば大丈夫ですけどね。



心霊現象、慣れると恐怖は薄れますが、やはり驚く時は驚きます。


別に夏だからという理由で怖い系の記事を書いた訳ではないですよ。
結構身近なんだな、ということを少し書き出してみただけです。



ここまで読んで頂き、ありがとうございました。

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