山猫

短歌が好き。本が好き。日本で一番広島が好き。地元の情報誌を作ったり、県の仕事をしたりし…

山猫

短歌が好き。本が好き。日本で一番広島が好き。地元の情報誌を作ったり、県の仕事をしたりしながら、空いた時間でチョコレートを食べています。

マガジン

  • よしなしごと

    広島で暮らす1会社員の身の上に起こった、基本的にどうでもいいことを投稿する予定です。画像は全知全能の神、スーパーゼウスにあやかってみました。意味はない。

  • 負け犬編集者山猫が行く!ROAD~結婚まであと何章?

    2007年9月~2014年5月、広島のタウン情報誌TJ Hiroshimaで私が連載していた婚活コラムです。スマホも、LINEも、インスタもない時代の恋愛(?)もようをお楽しみください。合コンレポートを中心に、占い体験やモテメール選手権など…。

最近の記事

1.23イベント「みんなで語ろう中国山地」やります

突然ですが、島根にある「中国山地編集舎」から出ている、『みんなでつくる中国山地』と言う本をご存じでしょうか。 島根県を拠点に活動するローカルジャーナリスト の田中輝美さんをはじめ、中山間地域と呼ばれるエリアで暮らす人たちによって作られた、中国山地のいまの暮らし、その町に住む人の生き方や集い方がさまざまに紹介された本です。2019年にパイロット版的な「狼煙号」、そして2020年に「創刊号」が発行され、以後1年に1冊、100号の刊行を目指されています。 この春読んだ「狼煙号」

    • どんな人間関係にもピークはある

      成田美名子の「サイファ」「アレキサンドライト」は本当に名著。 その中で知り、自分の人生訓としていることの一つが「どんな人間関係にもピークはある」ということ(他にも、「嫌な奴は嫌な奴としていていい」「友達とは人間に対する最高の尊称である」など相田みつをなんか目じゃない名言多数)。 この、どんな人間関係にもピークはある、というのは、私の心のベストテン第一位である小沢健二「さよならなんて云えないよ」の中にある 本当は分かってる 二度と戻らない美しい日にいると そして静かに心は

      • 戦争が始まりそうな冬だから、平和記念資料館に行ってみてほしい。

        新年早々世界情勢はきな臭く、こんなにも緊張感に溢れているなか、普通にラーメン食べたりしている自分が不思議に思う瞬間がある。今にも戦争始まりそうなのに、何やってんだろう、と。 もしこれを読んでくれた方の中に、広島に来る機会がある人や広島に住む人がいたら、こんな時だからこそ行ってもらいたい場所がある。 2019年にリニューアルした広島平和記念資料館だ。 この空間についてはいろいろと思うところがあり、なんだかんだでリニューアルしてから4〜5回は足を運んだ。そして、行くたびにに

        • 「共感性羞恥」って知ってます?

          子どもの頃、『キャンディ♡キャンディ』でキャンディがイライザに意地悪されるシーンが近づくと、見たくなくて押入れの布団の間に隠れていた。 最近もアニメ『モブサイコ100』を見ていたら、霊幻新隆が恥をかくと分かっているシーンが近づくにつれ辛くなり、思わずスイッチ切ってしまった。 うちの姉はこういうシーンがとことん平気なタイプで、『キャンディ♡キャンディ』も大映ドラマも普通に最後まで落ち着いて見ていた。 単純に私と姉の性格の違いなんだろうなーと思っていたけど、ものの本(という

        1.23イベント「みんなで語ろう中国山地」やります

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        • よしなしごと
          6本
        • 負け犬編集者山猫が行く!ROAD~結婚まであと何章?
          2本

        記事

          山猫ROAD Vol.2|恋占いで今後の方針を考える。(2007.10)

          はじめに。 調子に乗って第2回。占い師さんに占ってもらった話です。どぞ! *これは2007年~2014年、広島のタウン情報誌「TJ Hiroshima」に私が書いていた婚活コラム「山猫ROAD~結婚まであと何章?」を再掲載した記事です。 ************************* 不安と提案  先月号にてトライしたコンパに敗れ、夏の酷暑にヤラれ、心身ともにクタクタの三十路編集者・山猫@前厄。んー、結婚に向け、具体的にどう行動すべきかが全く判らない…。このままコン

          山猫ROAD Vol.2|恋占いで今後の方針を考える。(2007.10)

          山猫ROAD Vol.1|出会いの王道、合コンに参戦してみる。(2007.09)

          はじめに。 これは2007年~2014年、広島のタウン情報誌「TJ Hiroshima」に私が書いていた婚活コラム「山猫ROAD~結婚まであと何章?」を再掲載した記事です。内容は、31歳未婚編集者の山猫(私)が合コン等を実施し、人妻編集者はらぺーにょ(20代)にダメ出しされるというのがデフォルト。 スタートした時は31歳。年齢的にも1年くらいで終わるつもりが(本家THE虎舞竜の『ROAD』も13章までだし)、まさかの38歳で結婚するまで連載を続けることになりました(一部の皆

          山猫ROAD Vol.1|出会いの王道、合コンに参戦してみる。(2007.09)

          「本当に大切なものは目には見えない」というのは本当でしょうか。という話(じゃないかも…?)

          法事にて。父、私、おしん(夫)の会話。 父「SNSってなに?」 私「ソーシャルネットワークサービスだよ」 父「それが分からないんだよ」 おしん「分かるように説明する自信ないです」 父「俺も理解する自信ない」 私「…」 父「ところで炎上って何?」 私「(SNSが分からないのに炎上を聞くのか…)いろんな人がネット上で文句を言ってくることだよ」 父「ほっとけばいいじゃん」 私「それが2000件とか来るのよ」 父「ああ、ピーポーピーポーって?」 私「ピーポーピーポーとは来ない」 父

          「本当に大切なものは目には見えない」というのは本当でしょうか。という話(じゃないかも…?)

          麻婆豆腐の辛さは夫婦の絆に比例するか、という話

          「山猫さんて変わってますよね」 と言われることが年1回くらいはあるので、たぶんそうなんだと思う。では私は「変わった人」だとして、おしん(夫)はどうなのだろう。 外見を褒めるところが特にない時に言われる褒め言葉ナンバーワン「いい人そう」を欲しいままにしてきた彼ではあるが、おしんが主体のコミュニティではもっと何かしら言われているのではないか。そう思って聞いてみた。 私「おしんって、どんな人だねって言われること多いの、友達から」 お「どんなとは」 私「優しい人とか、愉快な人と

          麻婆豆腐の辛さは夫婦の絆に比例するか、という話

          過去から来た人に会ったかもしれない話in広島

          過去から来た人を見てしまったかもしれない。 ちょうど一年前。 とある仕事で夕方から、後輩(平成生まれ24歳)と、広島市のメイン交通機関である路面電車で流川へ。流川は広島の代表的な歓楽街で、路面電車での移動ではその北端を通過する。 ふと気づくと、目の前に女子高生が立っていた。ルーズソックス(ゴム入り)、太もも丈のチェックのプリーツスカート、ダボっとしたグレーのカーディガン、前を開けて着る紺ブレ、鞄に下がった大きめのぬいぐるみ、しっかりめのアイメイク、小麦色の肌。 間違い

          過去から来た人に会ったかもしれない話in広島