見出し画像

テニスコーツ(2022.11.13)

・体重69.9kg(昨日ごぼ天ダブルを食べたせいで増えた)
・禁酒119日目

今日の冒頭の写真は昨日使った写真を加工したもの。

元々は大分県立美術館(OPAM)のアトリウムに吊り下げられている大きなシャンデリアを真下から撮った写真だ。シャンデリアは竹の骨組みが渦を巻くような構造をしていて、夜になるとこれに優しい光が灯っているのが、道路からガラス越しに見える。その下には、いつも読書や勉強をしている人たちがいて、私はそれを帰りの車から見て、いいなぁと思っている。

今日は妻の妹夫婦が別府でテニスの試合をするというので観戦しに行った。しかし早めに敗退してしまったので、ほとんど試合を見ることはできなかった。そして試合が終わった後は延々、うちの子や他所の子が無茶苦茶に遊び、はしゃぐのを眺め、その面倒を見る時間が続いた。

初対面である子供が多いにも関わらず、みんなすぐに打ち解けて、何らかのルールの下、とにかく走り回っていた。時々小さな諍いが起き、やがてグルーヴが巻き起こった。グルーヴが起きている時、子供たちは一つの大きな意思に突き動かされているようで、それぞれの目はあたかも何も見てないかのようだった。だから私たち大人はそれを注意深く見守る必要があった。

11月であるというのに、夏日のような暑さで、大人たちは皆うんざりしていた。コートの中でボールを追いかける大人たちよりも、コートの外で無闇矢鱈と走り回る子供たちの方がよっぽど運動量が多いように思われた。日陰を求める大人と、そんな事はおかまいなしの子供。大人たちはとっくに敗北を喫していた。

午後2時(体感的には4時だった。それは大人が皆口を揃えて言ったことだ)、ようやく子供たちの目に灯る狂喜に似た光が一つまた一つと消えはじめ、私たちは解散への道筋をつけることが出来た。

這う這うの体で帰路に着き、家に着いてからは全てが消化試合のようだった。早めに風呂に入って、一昨日のカレーを食べて、私以外は早めに寝た。

嬉しかった。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?