ナイスコントロール!(2022.11.25)
・体重69.3kg
・禁酒131日
子供が熱を出した。
と言って、そんなことは日常茶飯事で、特に驚くようなことはない。
朝、幼稚園に預ける前から次男(1歳)がなんとなく怪しかったのだが、昼になってもお迎えを要請する電話がないので妻と「案外もってるね」とLINEのやり取りをしていたくらいだ。
しかしようやく昼過ぎに幼稚園から電話があった。仕事で電話に出ることが出来ない妻の代わりに私に連絡があり、私は仕事を早退してお迎えに行くことになった。
熱が38℃あった。それなりに元気がない次男に比べ、ついでに帰らせられる事になった長女は憎たらしいくらい元気いっぱいだった。
夜になって再び熱が上がり始めた次男に熱冷ましの座薬を入れた。それから熱は徐々に下がり、今は落ち着いて眠っている。
明日の朝イチ、かかりつけの小児科を予約してある。
どういうわけか土曜日の小児科受診は私の役回りとなっていて、明日も私が連れて行くことになっている。んで、そこの先生が診察で、子供の耳の中を小型カメラで見るのだが、見終わったあとにそのカメラを素早く脱脂綿で消毒し、使った脱脂綿をゴミ箱に投げ捨てる。
この脱脂綿を投げ捨てる動作というのが、私や妻はどうにも気になっており、なんとなく感じが悪いなぁと思っている。脱脂綿を投げる指先からゴミ箱まではおよそ1m50センチあって、そこそこ距離があるのでたまには外しそうなものだが、通院を始めておよそ2年の間、先生のコントロールは正確無比を誇り、脱脂綿は未だに一度もゴミ箱を外れたことがない。「外せ!」と祈る私たちを嘲笑うように、脱脂綿は常に美しい弧を描いてゴミ箱にinする。
診察中周りを取り囲む看護師さんたちも内心「外せ!」と思っていると私たちは踏んでいる。サッカーでは日本がドイツを破った。明日こそは奇跡が起きて、脱脂綿がゴミ箱を外れ、先生がそそくさと脱脂綿を拾う光景が見られると良い。
それだけが明日の楽しみだ。外せ!
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