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陣地を拡げた幸子(2024.05.18)

幸子(ポメラニアン♀)がうるさいという記事を一昨日書いた。

それから、どういう流れだったか分からないが、昨日土曜日にケージから出してもらって幸子は家の中を我が物顔で歩き回って、みんなに可愛がってもらい楽しそうだった。

幸子は普段なかなかケージから出してもらえない。なぜかというと、幸子はケージから出ると大概子供のおもちゃをくわえるからだ。そうするとそのおもちゃ救出のためおやつを貰えると思っているのだ。悪知恵がはたらく。

幸子が子供のおもちゃをくわえると、当然子供は泣く。

それに加えて、粗相をよくしていたという問題もあった。一度などはルンバを作動させていたところ、ちょうど幸子がリビングにおしっこをしていて、知らずににルンバがそのおしっこの上をガンガン行ったものだから、おしっこが家じゅうにまき散らされて、大変だった。ルンバは洗えるところをみんな洗ったが、洗い方が悪かったのか、それきり全然吸わなくなったので、今ではクローゼットの隅で埃にまみれている。

しかし、土曜日の昨日。幸子はとてもおりこうさんだった。一度は子供を甘噛みして妻にきつく怒られていたが、それ以外は概ねおりこうさんだった。

そして今朝、早朝5時半。妻が私を起こすので、どうしたかと思ったら、幸子がケージを脱走して玄関で散歩に連れて行ってもらうのを待っていると言う。

昨日子供らが幸子にキャベツをあげた際にケージの閉じ方が甘かったのだろう。幸子はケージを脱走し、玄関でおすわりして私が起きてくるのを待っていたのだ。なんてけなげなのだ。吠えたり粗相したり一切しない幸子を妻と私は褒めた。

8時半、妻は日曜だというのに仕事に出かけた。人が足らないらしい。そして幸子は今日も再びケージから出してもらって、皆と楽しそうに遊んでいる。幸子は今までより大幅に陣地を拡げたのだ。生活圏が拡がったのだ。どういうわけか少し大人になって、信用を勝ち得た幸子。子供たちも大いに幸子と遊んでいる。

これ!これだよ!犬のいる生活というのは!」と私は思った。


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