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一日中家にいたその6(2023.09.03)

今日も今日とて一日中家にいた。

早起きして、色々掃除などして、そこまでは順調だった。しかし、犬、そして子供らが相次いで庭に出てしまい、そこからはグダグダだった。

子どもらは庭に出ると100%外の水栓を使って水遊びを始める。そうなると服はびちゃびちゃ。着替えをしなければならなくなる。結果、洗濯物は増えるし、次に家の中に入る時はシャワーを浴びる事になるので、一日のリズムがそこで大幅に狂うのだ。

今日は子供が水遊びにはまってなかなか上がろうとしていのを逆手にとって妻が庭でバーベキューしようと言い出した。

妻は庭でバーベキューする事に対して常に反対の立場を取るので、私は驚いた。しかし私はこの提案にのっかることにした。昼間っからバーベキューして酒が飲めたら最高だからだ。

妻は肉などの買い出しに出かけ、私はぼちぼちバーベキューの準備に取り掛かった。しかし、私はバーベキューが下手だ。世間のお父さん方はバーベキューが得意で、実にかっこいい。余裕綽々で火をおこし、肉をひっくり返し、バーベキューを見事に取り仕切る。妻の実家のお義父さんも慣れた感じで毎回バーベキューを行っている。尊敬できる男という感じだ。

そこへ来て私ははっきり言ってまともにバーベキューを成功させた事がない。いつも何かしら失敗して、まともに肉が焼けない。

炭に火がつかない事はよくある事で、私はいつからか着火剤に頼るようになったのだが、一度大量に着火剤を「ちょっと火が付きやすい炭」というふうに勘違いして大量に投入してしまい、あわや小火かと見紛うような煙を出して、それ以来もともとなかった信頼はさらに失墜。妻にまともにバーベキューさせてもらえなくなっていたのである。

しかしどういう風の吹き回しか、妻がバーベキューをしようと言う。まぁ放っておいても子供らは家に上がろうとはしないだろうし、妻は何とか口実をつけて買い物に出かけたかったから良いタイミングだと踏んだのだろう。そうして我が家は極狭の庭でバーベキューをすることになった。

しかし結果から言うと、微妙だった。その微妙なバーベキューは以下の写真を見て頂ければ一目瞭然だろう。


ザ・貧相

失敗の要因はいくつか考えられる。

・投入した炭の量が少なすぎて少しずつしか焼けない。

・狭いところで無理やりやってるので通路を塞いで通行の邪魔になる。

・子供らの水遊びがエスカレートし過ぎて全裸でうろうろしていたので服を着せるのに往生した。

・折りたたみのパイプ椅子を使おうとして持ち上げたらパイプの中にたまっていた、サビで茶色くなった水が大量に出てきてあたりに散り、私の服がどぼどぼに汚れ、周囲も汚してしまったので掃除をしなければならなくなった。

・そもそも肉があまり美味くない。

などなど、下の二人は全然肉食べないし、妻はお腹がゆるくなるし、酒はあんまり飲めないしで、バーベキューをしているうちにだんだん寂しい気持ちになってきた。唯一おこぼれにあずかった犬の幸子だけがテンション爆上げだった。結果、バーベキューはよそでやるのが一番良いという事に気づいた。

もうしばらく家ではやりません。


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