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いい感じの運勢、いい感じの俳句

冬の冷たい風に吹かれて、こたつでぬくぬくして、期末課題に追われている間に山梨県立美術館・文学館の特別展も新しく変わっていました。1年の授業と課題を終えた私の足取りは軽く、春を感じるいい天気の中で文学館に向かいました。

今の特設展は「飯田龍太展 生誕100年」らしい。前回の特設展と同じく、私は飯田龍太さんを知らない…でも、全力で楽しむ気持ちで来ましたから!

特設展に入る前になんと、おみくじがありました。

俳句みくじ

好きな番号を伝えたら、その番号の俳句みくじをもらえました。うれしい、「@吉」だったけどうれしい…いい感じの俳句と運勢がしっかり書いてありました。

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おみくじを手にして入場すると、まずは私がまだ知らぬ飯田龍太さんとの出会いです。お父さんは飯田蛇笏、これは私でも聞いたことのある名前です!有名な俳人でした。そして出身は山梨県笛吹市、身近な感じがしてきました。学生時代の龍太の写真には、しっかりかっこつけて写ってました、ちょっとかわいい。

そして、実は「生誕100年」とは去年のことで、例の感染症のせいで延期になってしまったために生誕101年の今年にやることになってしまったそうです。でも、101年もなんとなく記念すべき年な感じがする…(笑)

学校の授業で習うくらいしか俳句を知らない私ですが、先生、友達、気さくな学芸員さんと一緒に、俳句が上手な飯田龍太という人の人生をフラっと覗いているうちに俳句の楽しみ方は人それぞれでいいんだと思いました。声に出して音を楽しんだり、字に注目してみたり…私は情景を想像して「なんかいい感じ」と思うだけでうまく言葉には表せませんが、十分楽しめた気がします。

俳句だけでなく飯田龍太思い出の品もたくさんありましたが、一番印象に残ったのはなんといっても飯田龍太手作りのほうき。特設展の終わりのほうに、ドカンと飾ってありました。ほうきを飾るというのはなかなか珍しいことだからこそ、ほうきが飾ってあると空飛ぶ魔法のほうきっぽさもあって、おもしろいのかもしれません。文学館にほうきが飾られている様子を見られた達成感のようなものを得て、今回の特設展を楽しみ終えました。

次に俳句みくじを引くときは必ず@吉をこえられる気がしたり、しなかったり……。

特設展「飯田龍太展 生誕100年」は、2021年3月21日までです。

文:成瀬愛(山梨県立大学国際政策学部1年)


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美術館や文学館を大学生ならどう楽しむか。そんな視点から、山梨県立美術館と山梨県立文学館と山梨県立芸術の森を応援させていただいています。山梨県立大学の学生が編集メンバーです。気軽に「おいでよ」と言える状況ではありませんが、大学生ならではの楽しみを見つけていきます。