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教師仲間と交わした言葉たち

先週から退職前の有休消化に入って、引っ越し前に会いたい人たちに沢山会っています。
日本語教師の知り合いや、アラスカでお世話になった先生、英語レッスンの仲間などなど。心が温かくなる時間を過ごして、本当に素敵な仲間に恵まれたなと思います。

そんな時間の中で、自分が大きな転機を迎えているからなのか、素敵な言葉に沢山出会っています。一つ一つにエピソードがあるのですが、しっかり書き残す時間がなさそうなので、メモ的に残しておきます。

◆日本語教師の憧れの先輩より
・日本語クラスの初級はプール。その後、中上級で海に出る。初級では、海で溺れないように最低限の泳ぎ方を身に付ける。海(中上級)に出たら、それぞれの興味関心に従って行きたいところに自由に泳いでいく。色々なレベルの人が混ざり合うことに意味がある。
・レッスンをするのは筋力。しばらくやっていなくても、自転車と同じで乗ればまた思い出して、すぐできるようになる。
・経験は過去のものじゃなくて、自分の中で生きている。過去をどう解釈して評価するのかは、自分と一緒に変わっていく。

◆同じ世代の日本語教師仲間より
・大学院在学中の人→「夜明け前が一番暗い」と言うように、苦しい時期がなかなか終わらない。どんどん暗くなっていく。
・大学院卒業した人→苦しかったけど、本当に行って良かったと思えている。自分との深い対話ができたのが良かった。それまでは誤魔化してきたことに向き合う時間になった。

◆アラスカと宮崎の小学校教師の友人より
・スティーブ・ジョブズの有名なスピーチより「空白がないと新しいものが生まれない」
・「ない」状態、不便さから工夫して何かを創り上げる喜びがある
・東京は余白がないように感じる。情報過多で苦しくなる。反対に、自然が好きなのは、自分の中に余白/余裕が生まれるから。
・社会のリスクを認識して危機感を持つのは大事だけど、「だからダメだ」と言うのではなくて、子供たちには希望を見せて行きたい。

以上、私がこの一週間で出会って「ああ、いいなぁ」と感じた言葉たちでした。

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