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女性、若者、高齢者等の多様な働き手の参画・フリーターの正社員就職の促進、ニート等の職業的自立支援の強化、キャリアコンサルティングの活用促進(令和3年版 厚生労働白書より)

本日は、「第2部 現下の政策課題への対応」の「第3章 女性、若者、高齢者等の多様な働き手の参画」、「第1節 女性・若者・高齢者・就職氷河期世代等の活躍促進等」、「10 フリーターの正社員就職の促進」、「11 ニート等の職業的自立支援の強化」、「12 キャリアコンサルティングの活用促進」、を紹介します。
以下、「令和3年版 厚生労働白書」から引用します(以下特記なければ、画面キャプチャ含めて同じ)。
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第3章 女性、若者、高齢者等の多様な働き手の参画
第1節 女性・若者・高齢者・就職氷河期世代等の活躍促進等
10 フリーターの正社員就職の促進

「わかものハローワーク」(2021(令和3)年4月1日現在、25か所)等で、担当者制による個別相談支援、正社員就職に向けたセミナーやグループワーク等各種支援、就職後の定着支援を実施し、2020(令和2)年度は約9.8万人が就職した。

11 ニート等の職業的自立支援の強化
ニート等の職業的自立を支援するためには、基本的な能力の開発にとどまらず、職業意識の啓発や社会適応支援を含む包括的な支援が必要であり、こうした支援は各人の置かれた状況に応じて個別的に行うことや、一度限りの支援にとどまらず、継続的に行うことが重要である。
このため、厚生労働省では、地方公共団体との協働によりNPO、保健・福祉機関等地域の若者支援機関からなるネットワークを構築・維持するとともに、その拠点となる地域若者サポートステーション(以下「サポステ」という。)を設置し、キャリアコンサルタント等による専門的な相談や各種プログラムの実施など、多様な就労支援メニューを提供する「地域若者サポートステーション事業」を2006(平成18)年度から実施している。
なお、2020(令和2)年度からは、全てのサポステ(2021(令和3)年4月1日現在、177か所)において、40歳代の無業者に対する相談体制を整備するとともに、これら無業者の把握、サポステへの誘導の手法の一環として、福祉機関等へのアウトリーチを実施している。

12 キャリアコンサルティングの活用促進
(1)キャリアコンサルティング*3の概要
*3 キャリアコンサルティングの詳細を紹介したホームページ
厚生労働省

キャリアコンサルティングとは「労働者の職業の選択、職業生活設計又は職業能力の開発及び向上に関する相談に応じ、助言及び指導を行うこと」(職業能力開発促進法第2条第5項)をいい、ハローワークなどの需給調整機関や、企業、学校などの多くの現場で実施されている。
人生100年時代を迎え職業人生の長期化や働き方の多様化、雇用慣行の変化などに加え、新型コロナウイルス感染症の影響により雇用の不透明さが増す中で、これまで以上に働く者自らが職業生活設計を行うなど主体的なキャリア形成への意識に高まりが見られる。キャリア形成支援の重要性や社会からの期待が一層高まる中で、キャリアコンサルティングは、キャリア形成に関する労働市場のインフラとしての役割も担っている。

(2)キャリアコンサルタント国家資格の創設、キャリア形成支援の更なる推進
キャリアコンサルティングを担うキャリアコンサルタントについては、2016(平成28)年4月、職業選択や職業能力開発に関する相談・助言を行う専門家としてキャリアコンサルタント登録制度を法定化し、キャリアコンサルタントを登録制の名称独占資格として位置づけるとともに、守秘義務、信用失墜行為の禁止義務を課した。また、5年ごとの更新に当たって必要な講習の受講を義務づけるなどにより資質の確保を図っている。
また、企業におけるキャリアコンサルティングの実施を推進するため、企業内で定期的にキャリアコンサルティングを受ける仕組みである「セルフ・キャリアドック」の普及促進や、グッドキャリア企業アワードの実施などを行っている。
このほか、キャリアコンサルティングの有用性を広め、キャリアコンサルタントの質量両面での充実を図るため、2008(平成20)年12月よりキャリアコンサルティング職種技能検定試験を実施している。当該検定試験に合格したキャリアコンサルティング技能士(1級・2級)は、その能力の水準がキャリアコンサルタントより上位の資格として位置づけられている。
これらの取組みにより、2020(令和2)年度末で約8万9千人のキャリアコンサルタント有資格者(延べ)が養成されている。
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フリーターやニートの方の将来が課題です。
親と同居して現在は生活が成り立っていても、親に先立たれるとどうやって生活していくのか。
生活保護でいいや、と思っておられるとは思いたくないですが、現実にはどうなんでしょう。
そういう意味でもフリーターの正社員化、ニートの職業的自立支援は社会的に重要な課題です。
さらに、働く方のキャリア形成をアドバイスする「キャリアコンサルティング」は企業内でもその機能が求められます。
厚生労働省のサイトでは、次のような流れで実施されることを想定しています。

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伍魚福でもチームメンバーに上記のような流れで能力開発のニーズ把握と実行をしていく必要があります。
社内でのキャリアコンサルタント育成も視野に入れたいと思います。
社員だけでなく、パート社員や契約社員の皆さんの将来設計がどうなるのかを含め、働くメンバーにとって「おもしろい会社」となれることを目指します。

最後までお読みいただきありがとうございました! 伍魚福の商品を見つけたら、是非手にとってみて下さい。社長のいうとおりになってないやないかーとか、使いづらいわー、とか率直なコメントをいただけるとうれしいです。 https://twitter.com/yamanaka_kan