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良いスパイラルを回し、成長し続けるための課題・「評価するのはお客様」

伍魚福の2021年度は3月から始まりした。

2021年度スローガン
「商品とサービスの革新で『お客様にとっておもしろい会社』になろう」

8月にnoteを始めて以来、毎日伍魚福のことをいろいろと説明してきました。その中で、伍魚福の行っている全ての活動が、「伍魚福エンターテイニングスパイラル」の図のどこかに関連していることに改めて気づかされました。

地域の活動、職場環境を良くする活動、商品開発プロセス、品質保証プロセス、など、伍魚福で行っている全ての活動は、経営理念の実現とともに、このスパイラルを回すための活動なのです。

私が入社した1995年(平成7年)から、市場環境は大きく変わり、お得意先も、商品も、会社の体制も、全て変革を余儀なくされました。
なんとか会社を潰さずにいままで存続することができたのも、一緒に変化対応してきてくれたTEAM GOGYOFUKUメンバーや協力工場・協力企業、お世話になったお得意先、そして、日々ご利用いただいている一人ひとりのお客様のおかげです。

会社の体質や、内容的には少しずつ良くなってきました。
とはいうものの、売上は増えたり減ったり。
利益は、最近の原材料や運賃の高騰、ライフ・ワークバランスの良い会社にするための人財投資などにより、低空飛行を続けています(経常赤字は創業以来一度もありませんが)。

つまり、「伍魚福エンターテイニングスパイラル」がちゃんと回っていないということなのです。

世の中の会社、特に上場企業は、成長をし続けることが社会に貢献することでもあり、株主との約束でもあります。
計画通り成長できない経営者は交代させられます。
短期的な成功を求められる、という弊害も指摘されるところですが、それだけ厳しい世界で経営をされていると言えます。

これに対して、中小企業では、長期的なことを考えて経営できる、という良い側面があるものの、ぬるま湯につかっていて、「ゆでガエル状態」になりやすい、という側面もあります。

過去何度か「中期経営計画」を作りましたが、一度も達成できていません。
これも全て経営者の責任です。

昨年12月から、関西生産性本部のサポートを受けて、新しい中期経営計画作りをスタートしています。
学んできた「経営品質」の考え方に則り、チームメンバーと共有できる「理想的な姿」を描き、指標を設定し、実行、振り返り、改善していく。

会社の売上も利益も、全ての根源は我々がお客様に提供する「商品」や「サービス」にかかっています。
2020年度から取り組んでいる商品企画・開発の強化を継続し、お客様に評価してもらえること。

私が経営品質で学んだことの一言集約は「評価するのはお客様」です。
伍魚福が本当に「お客様にとっておもしろい会社」になり、良いスパイラルを回し、成長することができる会社にしたい。
2021年(令和3年)は、そのために、商品とサービスを革新していくスタートの年としたいと考えています。

2021年度スローガン
「商品とサービスの革新で『お客様にとっておもしろい会社』になろう」

頑張って商品を作りますので、皆さま是非忌憚のないご指導、ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。



最後までお読みいただきありがとうございました! 伍魚福の商品を見つけたら、是非手にとってみて下さい。社長のいうとおりになってないやないかーとか、使いづらいわー、とか率直なコメントをいただけるとうれしいです。 https://twitter.com/yamanaka_kan