顧客と寄り添う会社であるために

当社は5月から新しい期がはじまりますが、今日で半期が終わりとなります。
来月の後半に、半年ごとにやっている社内イベントで半期振り返りや下期の計画を話す場があり、そちらの検討も進めています。
それにあたり、改めて会社としてどうありたいか考えを巡らせており、ここに少しずつ記載していければと思います。

当社の経営目標

当社は経営目標として以下の3つを掲げています。
「不遇な環境にある人にも学ぶ機会を提供したい」
「ソフトウェア開発業務の未経験人材を、子会社の代表となるまで育成したい」
「がんばれば報われる場所でありつづけたい」

どれも社内向きの目標になっており、であれば社外向けのメッセージは?となるのですが、社外向けには経営目標ではないですが、「ともに考え、ともに進むDXを」という言葉を標語としています。

具体的な取り組み

その言葉を体現させるべく行っている取り組みをここに紹介させて頂きます。
当社に頂くご相談(お仕事)の内容には大きく2種類あり、
1.社内のシステム化(DX化)支援
2.社外向けIT事業の立ち上げ支援
となっています。

2の場合、ゼロから事業立ち上げに何等か関わらさせて頂くことが多く、すぐに結果が出ることははっきり言ってほとんどないです。ある程度の期間は地道にサービスの開発や改善を継続する必要があり、システムの保守運用だけでなく改善に加え、営業マーケティングコストが発生しますので、事業サイドとしては想定以上にコストがかかると思われることも少なくないと思います。

当社にご相談頂く方は、予算を潤沢に盛っている人もいればそうでない方もおり、最近は補助金を獲得し初期開発だけ行える予算を確保した、というような話も結構あります。

初期開発時には想定していないニーズがサービスリリース後になって把握できるということも多く、その場合普通は持ち出しで追加機能開発や機能改善をしていくことになるのですが、先に記載した通り予算の厳しい方も多いため、ケースバイケースですがこういった外部向けサービスについては協業プランを提案させて頂くこともあります。

これは、当社が開発したサービスが上手くいけば、当社にも継続して開発をご依頼頂けるようにもなり、依頼者側としては当然新規事業の売り上げが立ち、WIN-WINの関係になれるからです。

協業プランの例としては以下のようなものです。
1.弊社でミニマムの保守運用体制は負担する。可能な範囲で既存機能の改善はしますが、機能追加はやらない。
(必要な場合は+αでお支払い頂く)
お客様からは弊社へのクライアントをご紹介頂くのに加え、該当サービスで売上が経った際に提供した保守運用体制に
応じインセンティブを頂く。

保守運用体制を完全に当社で負担する場合と、原価で提供する場合がありますが、原価で提供する場合はインセンティブを外したり減らすなどさせて頂くことが多いです。

1の「社内のシステム化(DX化)支援」についても何かWin-Winのプランを考え、もっと多くの方に当社の事を知ってもらえるよう知恵を絞りつつ、日々サービスの質を高められるよう努力していきます。


フィリピン開発拠点の立ち上げやマネージメントや主に日本でのBizDevなど。