3/15マニラ封鎖対応関係

3/12の夜に、3/15~4/14までマニラを封鎖(LOCKDOWN)するとフィリピン政府から発表がありました。
そのため3/13の予定は全部キャンセルにし、朝から対応に追われました。
(3/14は土曜で休みのため会社の事で対応できるのはこの日1日だけ。)

なお、この段階での封鎖の内容は、ざっくりでいうと
・メトロマニラ内外の移動制限
・マニラ発着の国内線は全部キャンセル
・国際線は明確なアナウンスはなく、一部では既にキャンセルされたとの噂あり
・学校や公官庁は期間内は休校および機能停止
・民間企業にはこの時点では何も強制はしないが、柔軟な対応を求めるというメッセージだけあり

という感じでした。

弊社への営業は、他の企業などと比べると大きくなはいと思いますが、すぐに考えられるのは今まで通りの対応を続けると出勤できない一定する出てくる、ということでした。

特に実施されてしばらくは混乱が続くだろうという想定の下、まずは1週間テスト的に全社的にリモートワーク(Work from Home)としました。

弊社の日本人は以前から必要に応じリモートワークを認めてもいたし実施もしていたのでほとんど問題ないかと考えていますが、問題はフィリピン人。
リモートワークで必要なのは、主体性や責任感ではないかと思いますが、どちらかというと受け身な仕事を仕方をしているフィリピン人がリモートワークが出来るかというと、かなり疑問。
しかし、準備期間もないが何かしら対応しなければならない状況だったため、まずは1週間限定でリモートワークという方針を決めました。

弊社でリモートワークを実施する際に危惧されたことは、主にフィリピン人の自宅の通信環境とパソコンの貸し出しです。

まずは、通信環境は、日本のように各家庭の常時接続のインターネットが入っている家庭は多くないため、全社員に一律500ペソ(約1100円程度)を通信費として支給し、常時接続回線がなければテザリングでも使って接続してもらうようにしました。

パソコンは原則持ち出し禁止としていましたが、今回リモートワークをするにあたっては持ち出ししてもらうしかありません。
社外で破損や盗難があった場合は会社と個人で折半というルールを決め、持ち出しを許可する方針に改めました。

その他のところでは、
・4月に計画していた社員旅行(アウティング)は白紙撤回
・3/13に実施予定だった全社員食事会も中止(今回の件で早めに帰りたいという社員が多いという話だったため)
・採用活動はLOCKDOWN期間中は中止。採用活動を行っていたスタッフは、出来る範囲で他のバックオフィス系の手伝いをする。
・オフィスに来て作業したい人は来ることは許可する。
など。

今後の動きとしては、各チームごとに毎日1回は簡易的でも進捗レポートを提出してもらい、3/18にはマネージャーは全員出社しより詳細に状況報告してい貰い、課題解決する事としました。

なお、3/14に追加で出たフィリピン政府からのアナウンスで、LOCKDOWN期間中の夜間外出禁止(夜8時~朝5時まで)が追加されました・・・。
また、日本への帰国は出来そうという事が分かってきたので、まずはリモートワークの状況次第ではありますが、それ次第で日本への帰国も検討したいと思います。

今年は年初の噴火からロクでもないことばかりが起きていますが、このnoteのネタが増えたと少しでも前向きに考えようと思います。

次は、YNS社内の事ではなく社外の事でも書こうと思います。

フィリピン開発拠点の立ち上げやマネージメントや主に日本でのBizDevなど。