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静岡旅行 サウナの聖地へ

サウナの聖地とも呼ばれ、全国のサウナーが集まってくる『サウナしきじ』を求めて静岡まで行ってきたので、noteで記録を残そうと思います。

今回の旅行は、JR東海ツアーズの「ひさびさ旅割引 日帰り1day 静岡」を利用。
こちらのプラン、東京-静岡の往復新幹線•乗車券に加え、静岡県中部の周遊切符、さらには『サウナしきじ』の入浴券として使えるクーポンなども付いてきて、なんと9,200円。
そして、この料金が「Go To トラベル」が適用されることにより、さらに35%オフに。

このままでも十分に安いのだが、片道1,100円を追加するとグリーン車への変更が可能で、その変更によって通常なら貰える地域共通クーポンが1,000円のところが、2,000円にUP。
実質100円で片道をグリーン車に乗れるということで、往路をグリーン車に変更。

ということで、料金10,300円(旅行プラン9,200円+往路グリーン車1,100円)から、Go To トラベルで35%オフした【6,695円】の支払手続きを完了。
(地域共通クーポン2,000円が貰えるので実質負担額4,695円!?)
あとは旅行当日を待つのみとなった。

万が一でも休日出勤しなければならない可能性を排除するために、平日のうちに抱えてる仕事を万全に処理して迎えた旅行当日。
早朝6時30分頃に東京駅に到着し、6時57分発の新幹線こだまに乗り込む。

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グリーン車、座席の幅は広めだし、足元にフットレストがあるし、肘置きにコンセントまである。
日頃、出張や旅行で新幹線を利用するときもグリーン車なんて乗る機会はなかったので、実質100円でこの体験ができるのは非常に安い。

新幹線に乗ること約1時間20分。
朝8時18分に静岡駅に到着。

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静岡駅南口からタクシーに乗り込み、10分ほどで目的地の『サウナしきじ』に到着。
【タクシー代1,410円】

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まだ朝8時40分頃だというのに、すでに駐車場は満車に近い状態。
フロントで旅行パックに付いてきたクーポンを渡し、ロッカーキーとビニールでパッキングされたバスタオル•館内着を受け取ったら、暖簾の向こうにある脱衣所で服をぱぱっと脱いで浴場に移動。
浴場の大きさは想像していたよりコンパクト?
さっそく全身を洗って、サウナ前にお風呂で数分ほど身体を温める。

しきじには2種類のサウナ室があり、ひとつは110℃と高温の「フィンランドサウナ」。
もうひとつは漢方成分を含んだ湯気が室内に充満している「薬草サウナ」。

まずはフィンランドサウナの方から。
室内は6割くらい埋まってたけど、そこまで混んでない感じ。
室温が高い割には、湿度が保たれてるからか、肌がひりひり焼けるような痛さは感じず。
身体が芯から温められていき、全身から汗が噴き出てくる。
そして8分が経過したところでサウナ室を出て、水風呂へ。

ドラマ「サ道」を始め、多くの媒体を通じて知っていた水風呂ではあったけど、実際に入ってみたら確かに気持ちいい。
上から滝のように落ちてくる水に頭から打たれて、深さのある浴槽に浸かって、サウナ室でホカホカになった全身を一気に冷やす。
水質が非常に良いそうで、なんか幸せな気分になる。

水風呂から出ると、目の前(サウナ室と水風呂の真ん中、浴室の中心)に休憩用のベンチと椅子が並べられている。
空いていた椅子に座って休憩。
目を閉じて、椅子の背もたれに身体を預けると、心臓の動きがはっきり伝わってくる。
まるで走った直後のように上がっている心拍数が、全身の力を抜いて、心を鎮めるうちにどんどん落ち着いてくる。

5分ほど休憩して1セット目は終わり。
2セット目も同じくフィンランドサウナ(8分)→水風呂(1分)→休憩(5分)。

ふと気がついたのだが、ほぼ長方形の浴場に、洗い場、サウナ室×2、水風呂、浴槽、そして中央に休憩スペースと、バランス良く配置されていて、非常にスムーズに移動ができるということ。

他の施設だと、浴場のど真ん中に浴槽があったり、浴場の形が長かったり、曲がり角があったりと、サウナ室→水風呂→休憩を数セットする際に歩かされることも多いのだが、しきじではそのストレスとは無縁で、こんな所も聖地と呼ばれる所以と思ったり。

3セット目はフィンランドサウナのすぐ隣にある薬草サウナへ。
温度は60℃程度なのに、湿度が高くて非常に熱く感じる。
さらに漢方成分が含まれた湿気を吸い込むと蒸せてしまうくらい濃厚。
周りの方々がしていたのを真似して、フェイスタオルで鼻と口を覆って、汗を大量に流すこと8分。
薬草サウナから出たときには、全身に薬草の香りや成分が染み込んでるようだった。

再び水風呂1分、休憩5分の後は、浴槽で身体を温めて、身体を洗い流して終了。

バスの時間まで少し余裕があったので、館内着に着替えて、二階に上がり、休憩室のリクライニングチェアで身体を休める。

15分ほど横になった後、脱衣所で服に着替えて、チェックアウト。
出入口には有名人のサインが並んでいて、来たときにはスルーしていたのだが、少し時間に余裕があったので、一通り眺めてみることに。

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角界の有名人のサインが並ぶ中に、里崎のサインを見つけて、ひとりニヤリとしてしまった。

5分ほど歩いてバス停に行き、そこからバスで20分ほど乗って静岡駅に戻る。【バス代290円】

まだ10時20分だったけど、昼食として狙っていた『清水港みなみ』へ。
開店は11時だというのに、10時25分に店に到着したときには既に10人以上の行列が!?
5分後には6人くらい私の後ろに並んでいて、開店時間までどんどん行列が伸びていく。

11時になり、店が開店。
なんとか最初の1回転目で店に入ることができたが、到着があと5分遅れていたら、さらに待たされていたと思うと本当に運が良かった。

何を食べようか迷ったが、水揚げから一度も冷凍されていない鮪のみを使用して作ったという「生本鮪丼(1,980円)」を特盛(+200円)で注文。

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あー、これ東京で食べたら、料金が倍するやつ。
オリラジ藤森がサウナしきじに来たときは、ここで食事をするそうだが、これは納得せざるを得ない。
これを食べれるなら35分くらいの行列はどうってことない。
なお、食べ終わって店外に出たら、まだ30〜40人の行列ができていた。【昼食代2,180円】

食後の腹ごなしに、静岡駅から駿府城公園まで20分ほど散歩。
旅行パックについていたクーポンで有料エリアを見学。

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そして、食後まだ1時間も経ってないのに、公園内の売店ののぼりに釣られて「静岡おでん」!【432円】

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この後に、静岡駅に戻って、旅行パックに付いてきた周遊切符で興津駅へ。

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駅前から出る送迎バスで向かうは『駿河健康ランド』

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目の前が駿河湾という最高の立地に建つ施設で、約10年に一度宿泊したときに景色を眺めながらの風呂が良かった記憶が残ってたので、また来てみた。
滞在時間2時間ほどでサウナ4セットと、駿河湾を眺めながらの温泉で、さらに心身ともにリラックス。
【入館料1,210円】(webクーポン利用)

興津駅まで15分ほど歩いて、ちょうど到着した電車に乗って静岡駅に戻る。

駅を出て15分ほど歩いて新静岡駅前ある商業施設セノバに到着したのが16時。
お目当ては『炭焼き さわやか』。
これまで長年にわたり、何人もの静岡出身者から幾度となく「さわやか!さわやか!」と聞かされていて、一度は食べてみたいと思っていたのだが、ホームページで待ち時間を調べたら20分待ち程度で食べれそうだったので、夕食には時間が早すぎだと思いつつも、店に行ってみる。

なお、昼頃に待ち時間を確認したら1時間以上待ちで、店舗によっては3時間待ち以上も普通にあるそうなので、20分待ちはむしろ短いくらい。

呼び出しがあるまで、同じフロアにある書店で時間を潰し、16時30分頃に入店。
定番のげんこつハンバーグを注文する。

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ミディアムで焼かれたハンバーグとオニオンソースがマッチして美味しい。
昼に食べた生本鮪丼のことも脳内をよぎり、「あぁ、静岡いいなー」と思ってみたり。
(待ち時間を潰した本屋が千葉市にはないくらい大きかったのも魅力的)

セットで1,562円だったが、ここで地域共通クーポン1,000円を使い、会計は【562円】。

この後、静岡市街を散策しながら、静岡駅に戻り、18時57分発の新幹線こだまで静岡を後にする。
静岡の滞在時間は約10時間30分。
サウナに食事にかなり密度の濃い時間が過ごせたが、心残りは富士山がまともに見れなかったこと。
サウナしきじからバス停に向かう途中、建物と建物の隙間から少しだけ見えた富士山が、この度で唯一となるとは想定外だった。

20時18分に東京駅到着。
夕食が16時台と早すぎて小腹が空いてたのと、まだ地域共通クーポン1,000円が残っていたので東京駅ナカの「たんや 利久」で牛タンを食べることに。(当初の計画通りだけど)

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牛たん定食1,782円から地域共通クーポン1,000円を使って、差額【782円】を支払い。
これにて今回の「サウナの聖地」訪問の旅は終了。

今回の旅で使用した金額は合計13,561円

Go Toを使ったことで地域共通クーポンと合わせて5,605円ほど安くなったが、仮にGo Toが無かったとしても、また近いうちに静岡に行きたいと思えるくらいに満喫した1日だった。

コロナ禍が続き、なかなか旅行の計画が建てにくい時期ではあるけど、またサウナとグルメを求めてどこかに行きたいな。

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