『自信』を持っていると事業が加速する|働き方改革のど真ん中
☟この記事はこんな人にオススメです!
・社員がイキイキと働いていなくて悩んでいる
・決めたことが全然進まない組織を何とかしたい
・なんか最近やる気で無いな~とぼんやりと思っている
こんにちは!株式会社フォーバルの山本裕介です。私は『経営コンサルタントが不要な会社を増やす!』ことを目標に、中小企業に特化した経営コンサルタントとして日々活動しています。
3月末ですね!!!!テレビ(ほとんど見ないけど)では色んなドラマが終わって特番が増えて4月からどんなドラマ始まるのかな?なんてドキドキしたり、学校では卒業式で別れがあり、進級する人は『クラス替え』でソワソワしたり、3月決算の会社なら4月以降の組織編制とか方針がどうなるかな~なんて浮ついてみたり・・・
まあ、とにかく地に足がついていない人が多い月と言えるでしょう笑
が、経営者や管理職だけでなく企業務めの皆様はご注意くださいね。4月1日から始まりますよ、全面施行!!!!
飲食店がピンチ!!!みたいな報道は聞いたことあると思いますが、これってオフィスもそうなんではないですか???未成年も務めている環境ならば完全に分煙しないとならないように感じられますが・・・
※詳しくは特設サイトがありますのでごらんくださいね
さりげなく、今回から健康経営優良法人の審査基準に受動喫煙への対応についての項目が『必須』になってますね。(ご興味ある方はごらんください)
ということで大きく話は逸れてしまいましたが、望まない受動喫煙、本当に無くした方が良いですよ、喫煙者の全員が悪いと一切思いませんし、私はお酒の席で喫煙される方がいても気になったことはありませんが、嫌な人は嫌だし、場所や環境によっては本当に迷惑になる事もありますからね。
さて、話を本題に進めたいと思います。
●会社として挑戦する時にこんなことありませんか?
・自社の計画が中々進まないな~
・社員が何となく腰が重いな~
・これまでと何も変わってないな~
・掲げた理念やビジョン、最高なんだけどな~
・立てた計画も完璧なんだけどな~
・これ難しいのかな~
・みんなやりたくないのかな~
このようなことは大中小関わらず多くの企業や組織の中で起こっていることです。誰もがぶち当たる壁と言ってもいいでしょう。ちなみに、私自身も取り組む足取りが重い何にもやらない社員側の経験をしましたし、指示して何も進まないという無能な管理職側の経験もしました。こうやって文字にすると私自身ダメな人すぎてとても恥ずかしいですね笑
会社に革新を起こすための素晴らしいアイデアをなぜ社員が喜々として取り組まないのか、考えたことがありますか?成長戦略として社長の作った計画が全く進まない理由を振返ったことはありますか?
その答えは『人』にあります。『事業は人なり』という有名な言葉があるように、事業発展は人を中心にされていくことは誰もが『その通りだ!』と深く頷くことができると思います。
そして、私は『社員が自信満々である事』がとっても大きな影響を与えると考えています。今回はその『自信』について説明をしたいと思います。
1.自信あふれる社員が会社を加速させる
みなさんが発注者・利用者側であればどっちの会社が良いと思いますか?
またはどちらからモノやサービスを買いたいですか?
そして、それは何故ですか?
ぜひ考えながら読んでみてください!
※専門的な突っ込みは受け付けていませんのであしからず!笑
■ケース1(美容室で商品を買う場合)
❶労働環境悪く体調崩しがちな美容師が多いお店
❷活気が溢れ、自分が使ってよい効果が出たと紹介してくれるお店
■ケース2(テレワーク環境構築の提案を受ける場合)
❶残業が無くならないと愚痴を言っている営業マン
❷テレワーク環境がありいつも直行直帰の営業マン
■ケース3(会社の幹部教育の支援を受ける場合)
❶どこか怯えている新人コンサルタント
❷中小企業診断士保有の新人コンサルタント
いかがでしょうか?いずれも❷の方が自信ありげな印象を持てたのではないでしょうか?
ケース1は会社への自信と商品への自信というものが大きく起因している例です。自分が使って本当に効果が出た!!!ということが事実であれば本当に自信を感じますし、何よりも誠実な姿勢に惚れますよね。
ケース2については『働き方改革』を進めるために提案をもらうシーンですが、提案する側がダメダメだったら本当に自信を感じないでしょう。❷については会社への自信が大きく起因しそうですね。
それぞれどっちがいいか??という観点なので第三の選択肢を浮かべた方はご勘弁ください。とくにケース3はあえて入れていますが、キャリアが無ければだめなんて私は思いませんのでそれを伝えたくて入れています。
自分への自信をダントツに持っていることで相手が信頼してくれるケースがありますので、例えば中小企業診断士を持って堂々とお客様先に行けるのであれば1年目かどうかは関係ないと思います。ただし、それを助けるような会社のノウハウや体制がある事が前提だと思います。ここはあえて例に挙げておきました。
いかがでしょうか?自信があると無いとでは大きな差が出そうな気がしませんか???
ここで注意しておきたいのは、『自身があるかないか』は本人だけの要因ではなく、働き方改革など『会社の環境作り』と捉えれば会社への自信は経営者や幹部側の要因で有無が分かれるということです。
何でもかんでも『自信を持てー』みたいなことをしてはいけませんよ。
※わかっていると思うのですが念のためです
2.社員が持つべき自信の種類
これは色んな考え方があると思いますが私はセミナーに行ったり本を読んだりした結果、まさかの以下のブログ記事が最もわかりやすく腹落ちしました。そして、実際に自分自身のことを整理するのに使ってみたらあら不思議、なんだか軸が明確になった気さえしました。(お勧めです)
この記事では「営業に」と記載されていますが何のことはない、『コンサルタント』とか『技術職』とか別の言葉に置き換えても全く問題がありませんでした。ということで私は『社員に必要な5つの自信』と捉えています。
図にするとこんな感じですね。なんだかそれっぽいですね。
どうですか???皆様の会社にいる社員を見てみてください。
■業界の自信
・業界知識をダントツに熟知しているか
・主要企業の取組を把握しているか(できれば経営計画まで)
・業界に関わる法令など把握しているか
・トレンドを知っているか(常に変わる)
※興味を持ち知り尽くしている状態が自信になる
■会社の自信
・理念やビジョンに共感しているか
・自社の提供価値を知っているか?
・自社の計画や実績を熟知しているか
・同僚のことを良く知っているか(技能・知識、人間性、その他)
※知り尽くしていること、好きであることが自信になる
■商品・サービスの自信
・商品サービスの知識を持っているか
・商品サービスの良さ・特徴を知っているか
・他社や類似商品サービスとの違いを知っているか
※知り尽くしていることが自信になる
■仕事への自信
・仕事の価値観があるか
・仕事への誇りがあるか
※何のために働くのか、の観点で考える
■自分への自信
・想いや理念があるか
・人生観があるか
・知識や技能
※自分の軸・信念のようなものが自信と言える
こういうことが社員一人ひとりに設定ができているかどうかが重要だというのですが、本当にその通りです。そして、私の中ではこれって『自信=好き』という捉え方もできるのでは???と考えました。
ちなみに、私の場合の5つの自信を当てはめてみましたので参考までに。
※細かい説明が無いので聞きたい人はお問合せください
こんな感じで図にすると自分を把握することができるし、『ここは自信が足りないな・・・』みたいに気づくことができます。そもそも自信が足りるとか満足とかの基準も曖昧なのですがそこは一旦気にせず考えましょう。笑
そして、これを元にお客様に話してみるんですよ。
何が起こると思いますか????
『会社が好きなんですね!』
『仕事が楽しいんですね!!』
『充実しているんですね!!!』
みたいに思っていただけるのです。
恐らく、『自信があります!』というよりも『要は好きなんです!』が伝わっているのだと解釈しています。
自社の事や自社の商品サービス、何なら仕事も自分の事も大好きな人が説明してくれたり電話対応してくれたり製品作ってくれたりした方が買う側としては嬉しくないですか???
こう考えると、社員が自信満々になっていることが事業や計画を加速させるということが何となく理解いただけるのではないでしょうか。
終わりに
というわけで、今回は『自信があると事業が加速する』ということをお伝えしたく記事を書いたのですが少しでも伝わってたら嬉しいです。
働き方改革は『生産性を高めて社員へ分配し購買を促し経済を再活性する』ということが大きな狙いなのですが、ITツールを使ってKPI管理ばかりしていたらいつか社員は潰れてしまいますので気を付けてください。
※働き方改革目的については以下の記事をお読みください
コンサルタントに限らず、KPIばかり追いかけて結果的に組織崩壊なんてことはあってはなりません。気が付いたら社長1人になってました・・・なんてことはあってはならないです。
数値で追いかけることは大切です(科学的管理手法は鉄板)が、まずは燃料となる社員の自信を付けることから始めましょう。
ちなみに、『自分への自信作り』については別の記事を書いて説明したいと思いますので楽しみにしていてください。
外部リンク
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