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「世界平和」と「お金」その12 世界を平和にするお金の稼ぎ方1

前回まで、お金の不安から自由になる方法をお伝えしたので、今日からお金の稼ぎ方について書いていこうと思います。

まず基本的なことですが、仕事とは、働くとは、我慢することではありません。

僕が以前、野村證券で働いていたときに、上司から「いいか、お前が給料をもらえるのは嫌なことを我慢してるからだ、給料をもらっておいて好きなことができると思うな」と言われ、この人の元にいたら終わるな、と思ったのが独立起業を考えた一つのきっかけでした。

まあ流石に最近はそんな人はいないだろうと思っていたら、最近別のところで、「学校は子供に我慢を教えるところだ」と言っている人がいて、昭和から時代が止まっているなと思いました。

もうね、本当に、我慢や自己犠牲は害悪でしかないです。

人は我慢や自己犠牲をしていると、他人に我慢や自己犠牲を強います。

私がこんなに我慢してるのだから、あなたも我慢しなさい、というように連鎖してしまうのですね。

当たり前ですが、楽しそうに働いている人と、我慢して辛そうに働いている人、どちらから買いたいか、どちらと取引したいか、といったら絶対的に前者です。

楽しんでいる人にお金も人も集まり、我慢している人からはお金も人も去っていきます。

ただし、我慢や自己犠牲は不要ですが、自分を律することは必要です。

嫌なことをただ我慢することは害悪ですが、自分が実現したい未来のために、やるべきことを淡々とやり続け、壁にぶつかっても創意工夫して、楽しみながら乗り越える力は必要です。

これは我慢とは全く違いますね。

よくスピリチュアル界隈では、我慢しなくていいというのを曲解して、何も努力せずただ自分をご機嫌にして祈っていればお金は増える、みたいに言われることがありますが、当たり前ですがそんなはずはありません。

また反対に?、よく自己啓発の世界では、我慢に我慢を重ねた人が最後に成功する、というようなストーリーが語られ、我慢や自己犠牲が美化されますが、成功したのは我慢したからではなく、創意工夫し、そのプロセスを楽しみ、そして何より運が良かったからです。

僕が知る限り、何も努力せずに成功した人も、ひたすら我慢だけして成功した人も、一人もいません。(誰かいるかな?いたら教えてください)

また、特に世界平和のため、世の中をより良くするために社会活動している人たちは、我慢や自己犠牲をしがちです。

世の中の問題にフォーカスして、こんなに苦しんでいる人たちがいるのに、自分だけ幸せになってはいけない、と思ってしまうのですね。

いやいや、あなたが幸せでなければ、後に続く人がいなくなってしまいます。

世の中をより良くしようと活動している人ほど、まずその人自身が幸せになることが大切です。

でも社会活動家の人たちがそう思ってしまうのは、実は支援している周りの人たちにも責任があるなーと思います。

特に寄附によって成り立っている組織だと、たとえばその組織の代表者や職員がプライベートで楽しそうにしている写真をSNSにアップしただけで、「俺が寄付した金をそんなことに使うな!恵まれない子供たちのために寄付したのだから、お前が贅沢するために使うのは許さん!」という反応があったりします。

もうね、そんな人は、活動を支援する資格が無いと思います。

だってその組織の代表者や職員がちゃんと豊かに幸せに生活できなかったら、その活動自体が継続できなくなって、結果的に子供たちも救うことができないのですよ。

で、なぜ寄付した人がそんな反応をしてしまうかというと、その寄付した人が幸せじゃないからですね。

寄付した人自身が本当に幸せであれば、そのお金で組織の代表者や職員が幸せになることは、素直に嬉しいはずです。

寄付した人が我慢しているから、相手にも我慢を強いる、まさに先ほど書いた我慢の連鎖です。

海外だと、NPOの職員は一流企業の社員と同程度の給料をもらっているところが多く、それに文句を言う寄付者もいないし、だからこそ一流大学卒の優秀な人たちがNPOで働き、イノベーションを起こしています。

まあこれは、寄付自体が宗教上もプラスになるという文化の違いもあるし、なかなか難しいところですが。

とにかく大切なのは、我慢も自己犠牲もやめて、まず自分を満たし、そのうえで価値を創造して、その価値の対価としてお金を稼ぐことです。

具体的なお金の稼ぎ方はまた次回以降にお伝えしますね。


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