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インド仏教界の最高指導者 佐々井秀嶺さんの講演

カースト制度の最下層「不可触民」として虐げられてきた人々を救ってこられた、インド仏教界の最高指導者である、佐々井秀嶺さん。

御年88歳でありながら、500名を超える聴衆を前に2時間半、立ったままものすごいエネルギーで話し続ける姿に、ただ圧倒されました。

ご高齢かつ抑揚の大きな話し方のため、話の内容は半分くらい聞こえなかったのに、それでも人の心を震わせる。

もう話の内容云々ではなく、在り方と覇気が人を感動させるのだと思います。

そして佐々井秀嶺さんは、葦木啓夏の曽祖父で平和のために命を懸けた仏教実践家の妹尾義郎の弟子である高尾山・薬王院の貫主 山本秀順さんの弟子、つまり妹尾義郎の孫弟子でいらっしゃいます。

佐々井さんは、妹尾義郎が毎日書き続けた「妹尾義郎日記」を愛読されていたとのこと。

妹尾義郎の平和への想いが受け継がれ、インドの多くの人たちを救っていると思うと、感慨深いとともに、身が引き締まります。

改めて、平和な世界を創るために僕たちができることをしていきたいと思っています。

葦木啓夏もぜひお読みください。

🪷佐々井秀嶺上人にお会いできました🪷 時は1956年、インド・ナグプール。 ヒンズー教におけるカースト制度で 3000年もの間、不可触民として 虐げられてきた人々を、仏教に改宗させ インド仏教を復興させていく動きを起こした アンベードカル...

Posted by 葦木 啓夏 on Sunday, July 2, 2023


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