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子宮頸がん検査を受けたら摘出手術することになった話②

コルポスコープ検索(組織診)に行ってみた

前回、ピルの処方のために受けた細胞診で異常が見つかったとのことで病院から電話をもらってから一週間後、さらに詳しく検査をするための組織診を受けに行っきました。

細胞診が細長いヘラのようなもので子宮口を優しくこする事で痛みや違和感は殆どなく細胞を採取する方法に対し、精密検査であるコルポスコープは組織を切り取り採取する方法になります。

予約は必要ないと言う事だったので、時間があるときに来院しました。
診察室に入ると、(いつも説明不足の)先生は『はーい検査するからねー』とそれだけ言って私を診察台に乗せました。

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診察台は私の両足を広げて固定し、いつも以上にに高い位置まで上がっていきます。(たぶん先生の胸くらいの位置)そこから子宮口を観察し、異常を確認できる組織を小さなハサミのような器具で"パチンッパチンッ"と少しの痛みを伴いながら切り取っていきます。

この"パチンッ!"という感覚がどんな検査か理解してなかった私はかなり怖かったです、、、、

組織の採取にかかる時間は5分くらいです。
(先生曰く症状が軽度であればこの採取の段階でしっかり切り取ってしまえば治ってしまう事もあるようです。)
後は採取した細胞を検査センターに送り1週間後に結果を聞きに行きます。

精密検査の結果

11月中旬いつもの(説明不足気味の優しい)先生の元へ結果を聞きに行きました。

先生は『もう少し軽度だったら、うちで経過観察だったんだけど、ちょっと進んじゃってるから大きな病院で取ってもらってね!絶対行くんだよー!』と病院の紹介状と検査センターから帰ってきたプレパラート&資料をくれました。

いただいた資料によると、私の症状は"高度異形成"と言う子宮頸がんの前段階にあたるものだったようです。

子宮頸部高度異形成

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子宮頸がん‥子宮の入り口から下1/3あたりまでを子宮頸部といいます。子宮頸がんは、この部分にできる悪性腫瘍(悪性のできもの)です。子宮頸がんには細胞の種類によって、「扁平上皮がん」と「腺がん」の2種類があり、90%以上が扁平上皮がんです。扁平上皮がんの多くは、「前がん病変」から「上皮内がん」、「浸潤(がんがまわりに広がっていくこと)がん」へと進行していきます。

高度異形成とは、子宮頸がんになる過程の「前がん病変」の中の進行度を示すものらしいです。

子宮頸がんは子宮内側の皮膚?の細胞がヒトパピローマウイルス(HPV)に感染して、それが自然治癒する事なく持続感染することで、悪性腫瘍になるそうです。
その上皮の中の細胞の何割が異常になってるかで進行度を定義付けられていて、全体の細胞の1/3で軽度異形成、2/3以上で中度異形成、2/3以上て高度異形成、すべてで上皮内がん、となるようです。

この説明ちょっとわかんないよーって人はネットで検索していただけるとわかりやすい図が沢山出てきます。

中度異形成の段階までではまだ自然治癒する可能性の方が高く、経過観察する事が多いようですが、高度異形成だと6〜7割の人がそのままガンに進行するみたいなのでどこの病院でも手術を勧めるそうです。




ふう。続きは③で、、、



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