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精進料理に目覚める3歩前 #5

逃げられない。

もう完全ににんじんの葉に食卓を占領されている。

さて。このnoteはワタクシがアトピーさんと体調不良さんから逃げ回るために食事を精進料理の方向に進めていくものである。あくまでも途中。なので、まだお肉も食べたいし、お腹を壊す原因のニンニクも食べたい、小麦粉使って揚げ物も食べたい。。などなど数々の誘惑に立ち向かいながら進んでいるような進んでいないような状況を記している。


相も変わらず。にんじんの葉に食事を操縦され続けている。おじぃがくれたにんじんの葉はレジ袋に入って冷蔵庫の群雄割拠な野菜室を広く占拠中。もはや戦いだ。しかもかなりの長期戦。食べても食べても減る気がしない。こちらの作戦は戦い方を変化させて一度にの消費量を増やすのだ。戦法は和食、洋食、乾燥。それにしても保存が利く。後から野菜室に入った葉野菜はすぐに元気をなくしていくのに、にんじんの葉だけは貰ってきた当日と同じくらいシャキッとしたまま。やはり強い相手なのだと思い知らされる。


さて、今回の第一戦目。以前のかき揚げが美味しく食べれたのでこれもいけるかもと思って、そして精進料理を意識するなら一度は作ってみたかったものがこれ。

がんもどき。

で、出来上がったら

がんもどき もどき。

がんもどきもどきができるまで順を追って説明しよう。はじめにレシピを調べてちょっと諦めかけた。この離島のスーパーで山芋を手に入れられる気がしない。。。(笑)山芋なさそうなので山芋なしレシピを検索。あるじゃないですか。出来るじゃないですか。

次に作り方を調べて気付く。裏ごしできそうなものとかすりつぶすものもここの台所にはなさそう。まあいいか。にんじんの葉を入れて固まればよしとしよう。

そして何となく作り始め、塩を入れ忘れ、丸められずにスプーンで油に落として出来上がったがんもどきもどき。

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えーと、かき揚げとがんもどきの中間みたいなそんな感じ?お腹に入ればそれでOK。さて、にんじんの葉を入れてみた感想は。豆腐と一緒だし油で揚げているし、クセの強さは香りとなっていい感じ。実際のがんもどきも百合根や銀杏のようにクセのあるもの入れてるみたいだし。これ、次回はちゃんと丸く出来るようにそして“がんもどきもどき“を卒業できるように再挑戦しよう。


それにしてもにんじんの葉は減らないし、和食だけで鎖国したまま戦える自信もない。グローバルの時代だ。今回も”黒船大作戦”でいくしかない。

今までの戦い方を決めるためにしていたのが日本語での検索 

にんじんの葉 レシピ 

なかなかグッとくるグッドな戦い方がでてこない。

今回の黒船大作戦では前回のハーブ戦法に加えて英語で検索の術を使うしかない。

それにしても。そもそも、にんじんの葉ってなんだ。carrot leafか?よくわからないけれどグーグル殿に頼って検索。

carrot leaf 

おおおお、出てくる出てくる!!たくさんの戦法。

eat carrot green leaves

how to eat carrot greens

3ways to use carrot tops

how to use carrot green

ほー、ほー、ほー。にんじんの葉はキャロットグリーンやキャロットトップな訳ですな。でも記事が読めぬ。写真を見てもどう調理されているのかわからぬぞよ、ワシは。と文句を垂れていたところ心優しいグーグル殿が救いの手を差し伸べてくれた。翻訳しますか。と。おおお、やはりお主は読めるのか。ワシに分かるように教えてくれ。


グーグル殿によると汁物におすすめだそうだ。では第二戦はスープ、ちょうど潰して冷凍してあったじゃがいもと豆乳のポタージュとしよう。

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これはいい!!そもそもパセリのように匂いのあるものをトッピングするくらいだからあわない訳がない。これなら少し多めにいれても負けることはない。

ん?人参がセリ科の野菜なのは前回調べていたがパセリってそもそも名前にセリって入っているが。。。パセリはお仲間であるのか?もう一度セリ科の野菜を調べなおしてみよう。

パセリ、セロリ、三つ葉、明日葉

おー!!これだったらパセリを入れてそうな料理に使えるじゃないか!!


そしたら第三戦目も黒船大作戦で行ける。カレーピラフだ。あ、ちょっと待った。カレーピラフと言う素晴らしい響きに惹かれたが、そもそもピラフとチャーハンの違いが分からない。でも、響きのいい名前で戦う。カレーピラフ戦だ。

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結果。

圧勝。これは合うー!!量も減るー。ピラフのチャーハンの定義はよくわからないままであるがよい戦いであった。


戦いがうまくいったので思い切り羽目を外そう。これまた頂き物のパッションフルーツが大量にあるのだ。

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ドレッシングを使わなくなって、醤油ばかりぶっかけていたサラダを楽しんでみる。パッションフルーツにオリーブオイル、酢とみりん、球美の塩、ブラックペッパー、乾燥させたにんじんの葉を入れて手作りドレッシング。

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サラダは殆ど貰い物野菜と庭に生えてきた野菜。

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紅イモの花もヒルガオだから食べられると思うのだが。。。エディブルフラワーってやつ?調べてもあまり情報がない。。。

ま、食べたけど。

さて、ドレッシングのお味は?

えーと、これオシャレすぎて醤油味生活の人間には良くわからん。サラダに入れるものがチーズやトマト、芋類ならばパッションの良さが分かるのか?もう一度やってみよう、やってダメなら醤油をかけよう。

泣かぬなら 醤油をかけたい ホトトギス

ホトトギスに醤油をかけたら焼き鳥か。美味しそうだな。あ。でも、肉は食べないことにしているんだった。


さて、今回の戦はこれで終わり。

秋、そして冬。これから鍋も美味しくなる季節か。

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今朝はトックリキワタも綺麗に咲いてた。あー秋。食欲の秋。

まだまだ次回も精進料理を目指しながらにんじんの葉と戦っていく。


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