見出し画像

生活の中に心地良い時間をつくる

岐阜の木工所、株式会社やまもくのnote編集部です。
以前、仏壇にお供えする香りとして、火を使わない方法を紹介したこちらの記事。

記事内で紹介させていただいた、剪定後の葡萄のツルをリードとして活用したリードディフューザー(AKIU Style Natural Reed Diffuser)を開発された宮城の株式会社グリーディーさんが、仙台市内に香りを体験できる場をオープンされたということで遊びに行かせていただきました。

レンタルオフィスの区画を利用してオープンされたコンセプトショップ、+Naturally

当日ご対応いただいた代表の浜出さんのお話は、やまもくが大事にしていることと通じるものもあり、この場でご紹介させていただきます。


忙しい毎日を送る私たちにとって、「1日に一度、気持ちいいと感じられる瞬間が得られると良い」とのお話。これは、香りだけでなく、例えば美味しいものでも良いそう。
無数にある香りの種類や、取り入れるための方法、これらから自分が良いと感じるものを選択すること自体、知識がないと難しい印象もありましたが、グリーディーさんのコンセプトショップに並べられたアイテムを手に取ると、「香り」というのは、実は手軽に使えるとても取り入れやすいものなのだと感じました。
グリーディーさんは生活に取り入れやすくするための形を常に追求されていて、例えばそのひとつが、このカード型のアロマミスト。バッグやポーチの中にも忍ばせやすく、仕事の休憩のタイミングなど、気分を変えたい時にさっと使えます。

カード型のアロマミスト、「スマートアロマミスト」

以前やまもくのnoteでご紹介したリードディフューザーには、小さなサイズが新たに増えていました。香りの届く範囲を限定できるので、匂いに敏感なお子様やペットがいらっしゃるご家庭でも安心して使えますし、以前ご紹介したように、小さな仏壇への香りのお供えとしてもより使いやすく思います。

AKIU Style ミニリードディフューザー

やまもくのnoteでは、仏壇をテーマにいくつか記事を書かせていただいています(マガジン「仏壇のある生活」にまとめています)。
今回、浜出さんのお話を伺ったことで、仏壇の前で大切な方に手を合わせる際にお線香、お花をお供えしたり、おりんを鳴らすことなどは、自分が気持ち良い、心地良いと感じる時間を日常の中につくることでもあるのだと改めて感じると同時に、長年伝わる仏壇に手を合わせる文化を素晴らしく思いました。
また、こうした文化を現代の生活に取り入れやすいように、コンパクトな壁掛けの仏壇などの形に変えて提供しているやまもくの事業も誇らしく思いました。

グリーディーさんは、宮城という土地の生産者の想いやそのにある自然を「香り」という、私たちが受け取りやすい形に乗せて届けていらっしゃいます。
やまもくは、使う人の思い入れや大切な方を身近に感じる習慣を「木工製品」という形に乗せて届けています。
手法は違っても、自分たちの得意を生かして届きやすい形をつくり、届けている点で共感する部分が多くあり、グリーディーさんの活動や想いを知ることをきっかけに、自分たちの良さを改めて認識できる貴重な機会を今回得ることができました。

そんなグリーディーさんのコンセプトショップは、今後、その場でアロマオイルの蒸留など、私たちにさまざまな体験をもたらしてくれる場へとさらに進化されるそうですので、お近くにいらした際にはぜひ足を運ばれてみてください!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?