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心象スケッチ 星巡りの旅 -断片-

これは私の勝手気まま空想です

私たち生き物は、言葉と声と姿をかえ、
魂の器を入れ替えながら
さまざまな惑星の星巡りをしております

水の美しい林道の苔むしと
雨のやまない島々と
大地の鼓動がすべてを灰にし、燃え上がるいのちと
荒れ地に芽吹く、草木の子どもたち

そしてそこを駆け抜ける四足歩行の何者かであったり
土にひっそりと息を潜める虫たち

もしくは無重力の暗闇で
美しく光る塵の一部かもしれない


めいめい生命はどんな形であれ、
何かしらの器に入りつつ、
声や肉体がなければどんなところにも生きていきていられる、
存在のおおらかさを持っている
そしてその魂は決して一つではなく、二つであったり
百や千の集合体であったり
一つに見えても、数百万の集合体であったり
なにやら、とてつもなく大きな存在で満ち満ちている。 
  

私たちいのちは、ぶっしつという風に運ばれて
この世界で長い長い旅をしているのです


そんな夢を見たいのです


yama uta





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