今更『MIU404』の2話と3話の感想を書いてみる。

つい先ほど。金曜ドラマ『MIU404』最新回を拝見いたしました。あまりにも気持ちが高ぶってしまい某つ〇ったーには収まりきらないほど語りたくて仕方がなくなってしまったので、急遽noteさんを登録した次第です。
最新回の話をする前に2話と3話、4話の感想をまとめていこうと思います。(1話は何故ないのかというと、自分はTver勢なので見直すことができないことと、某ついっ〇ーになにも感想が残っていなかったので。)

2話

車中立てこもり事件回。
これは私の持論(自分はしがない社会人1年目のペーペーで哲学者でも思想家でもなんでもありませんがw)なのですが、人間の人格や思考は中学生までの教育や価値観、思考回路、環境で半分は決まると思っています。その人がポジティブなのか、ネガティブなのか、自己肯定感が高いのか低いのか。勿論それが悪いことをして良い理由にはなりませんし、自分の人格形成の責任を他人に押し付けてもいい、とは考えていませんが、この回のかがみくんはお父さんという『呪縛』から逃げられなかったんだと思うと、悲しくなりました。
そして自分を作るもう半分の要因は『どんな人間と出会い、どんな経験をするか』だと思っています。これは歳なんて関係ない。出会いや経験で自分の考え方は変わるものだと思っています。かがみくんには『呪縛』から解放される出会いがなかったのか、あったのかもしれないけど、本人が気づかないまま事件当日を迎えてしまったのか。事件の前に伊吹ちゃんみたいな人に会えなかったのだろうか、と思うとこれまた胸が苦しかったです。
かがみくんは「ごめんなさい」って謝ってほしかっただけなのに。誰にも「ごめん」と言ってもらえなかった。
最後のたなべさんご夫妻と会うシーンまでは。
たなべさんの旦那さんが「ごめんな」と何度も謝るシーンは、最初の2,3回は何気なく見ていたんです。けれども、ここで初めてかがみくんが誰かに「ごめんなさい」を言ってもらえた。自分の父親くらいの年代の男性に「ごめんなさい」と言われた。この意味を気付いた時に涙が止まりませんでした。
きっとかがみくんにとってたなべさんご夫婦との出会いは大切なものになるんだろうな、そうであってほしいなと思います。

『アンナチュラル』の時もあったんですが、このシーンの後伊吹ちゃんと志摩さんがほうとうを食べに行くシーンが個人的に凄く好きです。どれだけ悲しい事件に直面しても、ご飯は食べる。彼らの日常と事件が同居していることがさらっと描かれている部分がたまらなく好きです。


3話

いたずら通報回。
そして毛利さんと向島さん出演回!
『アンナチュラル』を見て以降、ドラマをよく見るようになりました。大好きな作品の大好きな刑事コンビをまた拝見できる日が来るとは夢にも思っていなかったのです。とってもうれしかったなあ。毛利さんと向島さんが登場したときにアンナチュラルの劇中で流れるコインが落ちる音がしていた演出……最高過ぎます、有難うございます本当に。
いろいろと刺さる部分がいっぱいある回が3話でした。一番自分に刺さったのは桔梗さんが「未成年が馬鹿なことをするのは然るべき教育の機会が取り上げられてしまうから」という台詞。教育業界で仕事をしているので刺さりました。なんでもかんでも取り上げたり、大人が決めるのは本当に子どもたちのためになっているのかと思います。勿論思慮分別をするための選択肢の厳選は必要だけども、今回の高校生は可哀想だと思ってしまいました。陣馬さんの「正しい道に戻してやらないとな」という台詞がとても好きです。色んな意味にとれてしまう言葉だけど、こういう風に思ってくれる大人がいてくれるんだよって言ってあげたい…。同じように毛利さんも思っていて。「警察だから通報されたら助ける」っていたずらした本人たちに言ってしまうところは厳しいけど愛があるなあって感じました。毛利さんイケメン…。
誰に出会うかで人生が変わる。2話のかがみくんもそうだったけど、3話の成川くんたちもそうで。九ちゃんが成川くんと出会ったときにそのまま引き止められなくて、その後ヤバそうな菅田くん()に出会う。他の高校生は伊吹ちゃんや毛利さんががっちり引き止めて更生する道を選ぶ。お願いだから成川くん道を踏み外さないでね…と願ってやみません。九ちゃんは成川くんと再会したときに何を感じるのかな…。とびくびくしています。

4話と5話の感想は後日。
感想なんてたいそうなものにはならなかった気もします。拙い文を最後まで読んでいただきありがとうございました。

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