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犬牽と行く美術館・博物館

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日本伝統のドッグトレーナー/犬牽(イヌヒキ)の技術と文化を継承する筆者が、その目線を持って美術館・博物館を巡るエッセイシリーズ
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犬牽と行く美術館・博物館⑤江戸東京博物館『大江戸の華ー武家の儀礼と商家の祭ー』2021/7/10~9/20

※この記事は日本の伝統的なドッグトレーナー〝犬牽〟の目線で美術館・博物館を巡る連続シリーズです。初めて読む方にもわかりやすいよう、犬牽の説明など他記事と重複する箇所がございます。ご了承ください。 〇はじめに 前回の記事との間に、随分と時間が開いてしまいましたね。  気を取り直して今回はお馴染み、江戸東京博物館です。  1日で2つの展示会を観に行きましたので、まずは前半『大江戸の華ー武家の儀礼と商家の祭ー』をご紹介。   〇『大江戸の華ー武家の儀礼と商家の祭ー』 江戸東京

犬牽と行く美術館・博物館④『東京国立博物館・常設展』その3【赤穂浪士も大切にした町犬たち】

〇はじめに 日本伝統のドッグトレーナー/犬牽(イヌヒキ)の技術と文化を継承する筆者が、その目線を持って美術館・博物館を巡るエッセイシリーズ。  4回目は、東京国立博物館の常設展を取り上げています。  建物の広さと所蔵品の多さから、1日をフルに使って巡らなければ見きれないほどの内容を誇る同博物館。  そのためこのエッセイでは犬牽の目線の元、厳選した所蔵品を3つに分割してご紹介していきます。  今回はついに最終回/3回目は、東京国立博物館に住む犬たちをご紹介。  その姿を通して、

犬牽と行く美術館・博物館④『東京国立博物館・常設展』その1【鶉と犬牽の切っても切れない縁】

◯はじめに 日本伝統のドッグトレーナー/犬牽(イヌヒキ)の技術と文化を継承する筆者が、その目線を持って美術館・博物館を巡るエッセイシリーズ。  4回目は、東京国立博物館の常設展を取り上げます。  建物の広さと所蔵品の多さから、1日をフルに使って巡らなければ見きれないほどの内容を誇る同博物館。  今回は犬牽の目線の元、厳選した所蔵品を3つに分割してご紹介していきます。  それでは、行ってみましょう! 〇東京国立博物館 東京国立博物館はJR・東京メトロ銀座線日比谷線上野駅または

犬牽と行く美術館・博物館③『江戸東京博物館・常設展』【江戸の犬たち】

〇はじめに 日本伝統のドッグトレーナー/犬牽(イヌヒキ)の技術と文化を継承する筆者が、その目線を持って美術館・博物館を巡るエッセイシリーズ。  第3回目は、江戸東京博物館の常設展を取り上げます。  私にとって江戸東京博物館は、犬牽が活動していた江戸時代を頭で、そして身体で感じられる大切な場所。  皆さんにも江戸時代の犬と日本人の関係性がより強く感じてもらえますように、展示物の数々をご紹介していきましょう。 〇江戸東京博物館 江戸東京博物館は総武線の両国駅から徒歩3分、大江戸