【議員・市職員必見】図書館の価値は司書(レファレンス)にあり〜貸出だけではもったいない〜
令和3年のなかばから、霧島市立図書館と霧島市議会の連携がスタートしまています。
本日2回目のレファレンス依頼を出してきました。
簡単にいうと、レファレンスサービスとは、調べもののプロである図書館司書に、図書館での資料探しを依頼できるサービスのことです。
①調べているキーワード・内容をもとに、探してもらえる。
若干あいまいでも探してもらえる場合もある。
前回お願いした時には、「日当山地区に関する歴史上の人物について書かれた書籍」をお願いしました。
人物名が正確に分からなくても、そこまで含めて探していただけました。
オーダーしてから、その日のうちに手元に届きました。
特に参考になりそうな場所に、付箋が貼ってあったのもありがたいことでした。
②禁退出・閉架の書籍などまで含めて探してもらえる。
写真の通り、禁帯出エリア等の本も含めて探してくださっています。
数万冊ある蔵書の中から、的確に探してもらえるのは、とても助かります。
③必要があれば、他の図書館(県立図書館や大学図書館)などとも連携して揃えてもらえる。
前回の時は、そこまで広げたレファレンスではありませんでしたが、必要があれば、他の図書館との相互貸出サービス等も活用することができます。
ちなみに、レファレンスサービスは、「図書館の基本的な機能」です。
一般の方もご活用いただけます。
図書館の司書の仕事は貸出と本の管理だけと思っている方、もったいないですよ。
なかでも、わたしは、議会議員と行政職員さんたちに、全力でレファレンスのご利用をお勧めします。
確実に、政策立案の幅も速さも変わります。
最後に、非正規化が進む図書館業界です。
地域の、誰もがアクセスできる知の拠点として、
ここに、経験豊富な司書の存在が不可欠であることには間違いがありません。
ぜひ、皆さんに知っていただき、司書さん達の活躍を応援していただきたいと思います。
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