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【インタビュー】今年も刊行!ヤマケイカレンダー2024『こねこと暮らす 保護猫チャリティーカレンダー』

昨年発行され話題となったカレンダー『こねこと暮らす 保護猫チャリティーカレンダー』の新作が完成しました。日々保護猫のミルクボランティアをされている三𠮷良典さんが撮るかわいくてやさしい世界。2024年のお部屋を彩るパートナーにいかがでしょうか? 保護猫写真家として活動する三𠮷良典さんにお話しをお伺いしました。

ーー今年もすてきなお写真をありがとうございました。保護猫写真家として三𠮷さん自身のSNSをはじめ、発信力が高まっておられますが、手応えとか反響はありますか?

お陰様でメディアでも取り上げていただいたり、保護猫や写真関係のお仕事をたくさんいただきました。なにより、フォロワーさんが増えることで、より多くの人に「保護猫ちゃんコト」を知っていただけてうれしいですね。


ーー三𠮷さんは引き続きミルクボランティアをされているのですか?

はい! 本業が休みの日など、その時間のほとんどを保護活動に使っています。

ミルクボランティアとして活動する三𠮷さん

*去年の記事「“ミルクボランティア“ってなに? 保護猫写真家・三吉良典さんの活動とは」はこちら→


ーー最近受け入れた子で印象に残ったエピソードはありますか?

やはり、今年6月に受け入れたミィちゃんという子ですね。ビュンビュン車が通る国道でフォロワーさんが保護して下さり、私に託してくれました。

そのとき、助けて下さらなければ、最悪な事態になっていたかと思います。それが、今は最高に変わり、すてきな里親さんの家族になりました。フォロワーさんがそこを通らなければ、ミィちゃんとの出逢いはありませんでした。

国道で保護されたミィちゃん(写真=三𠮷良典)


ーーそのミイちゃんはいまどうしているのですか?

もちろんすばらしい里親さんの元で元気に育っていますよ。

ーーそれはよかったですね。

正直、里親さんが決まったときは寂しい気持ちもなりましたが、毎日のように里親さんかから「幸せ通信」をいただけるので寂しい気持ちからうれしい気持ちに変わっていきました。

ーーそれはうれしいですね! 今回のカレンダー、どの月も本当にかわいい子ばかりですが、おすすめの写真はありますか?

前回と同様、見てくれた人が温かくなってくれたらという気持ちで作りました。どの写真も思い入れがありますが、中でもオススメは12月のミケちゃんで、今年保護した子で1番最初に里親さんが決まったんです。

そんなミケちゃんが「行ってきまーす」と元気な笑顔で先陣を切る姿を撮れたので、是非その表情を見てほしいです。

ミケちゃんの表情は是非大きなカレンダーでご覧ください!

ーー12月の写真はそういうタイミングだったんですね! 年末の1枚が「行ってきまーす」で終わっているのはとてもいいですね。ありがとうございました。来年もよろしくお願いします!

三吉 良典(みよし・りょうすけ)
保護猫写真家。滋賀県大津市出身。 11億人超の評価によって約3,300万作品の中から選ばれた、2020年の東京カメラ部10選の1人。 趣味の写真を活かし、保護猫の魅力を写真で伝え続けている。今やSNS総フォロワー数約25万人に上り、TVほか、メディアにも多数出演する。
Instagram @Ryostory1124
Twitter @ryostory1124cat

本カレンダーは公益財団法人アニマル・ドネーションのコラボレーション寄付企画に参加しており、売上の3%は同財団を通じて支援先団体に寄付されます。