自然を楽しむ視点を教えてくれる、宮澤賢治のことば
宮澤賢治は⾃然を楽しみ、それを⾔葉にすることが⾮常に上⼿な⼈でした。
賢治は自らの詩を「心象スケッチ」と呼んでいますが、それは、こころに映ったイメージを、そのとおりそのままに言葉でスケッチした、ということのようです。
つまり自然のなかで感じた「楽しさ」や「よろこび」「感動」を、そのままに書いている。エッセイストの澤口たまみさんは、こう書いています。
実際、自然を見る人であれば、その言葉の的確さに感じいるでしょうし、「自然のことはよくわからない」という人も、自然を見る楽しさ