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【ハンドメイド記録】片手間でやってみたら若干失敗の1枚目-シカ毛皮No.1-

こんにちは。山と川と暮らし(yamakawakurashi.com)です。

ハンドメイドを「人の手で作ったもの、手作り」と定義すると自分でなめした革もそれだなぁということで、忘れないうちに【ハンドメイド記録】としてまとめることにしました。

「は、毛皮なめし?なんじゃそら」という方も是非。そんな世界もあるのね~と読んでいただけると幸いです。

「山と川と暮らし」は、標高1150mほどの山のふもと、ちょうど本州の真ん中あたりに暮らす夫婦(+犬)の屋号です。私は、人より少し小さい(150cmくらい)の30代女性、趣味狩猟。夫は釣りきち、犬はイーヨーみたいなセッター。

▲ なぜ毛皮なめしをするのか、こちらを読んでみてください

▲ 私の毛皮なめしの原点はこちら

記念すべき1枚目の記録がない

北海道から引っ越して、今の山の麓に暮らすようになってはじめてなめした記念すべき1枚目の写真を探したのですが見当たらず…。

おぼろげな記憶によると、捕獲日・場所は不明。猟友会でかけたワナにかかった個体を譲っていただき、2016年あたりになめしたものと思われます。

0枚目と同様ミョウバンを直にすり込む方法をとったため、毛にミョウバンと塩の成分がついてギシギシ・ゴワゴワ。

作成当時はフルタイムで働いていたので、あまり手をかけることなく放置ぎみで。板に貼り付けた状態で、だいぶ雨ざらしにしてしまった記憶が…。ところどころカビが目立ちます。

数年経って、洗ってみたらきれいになった

去年の今頃、働き方を変えるため(社員→パート)有休消化をしていたところ、時間ができることだし、ずっとやりたいと思っていた毛皮なめしと向き合うことにしました。

数枚なめしてみて、そういえばずっと納戸にしまってある「あの毛皮」も洗えば少しよくなるかも?と引っ張り出してみることに。

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▲ 2020年4月12日:水につけてカビをナイフで削る

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▲ 毛のゴワゴワはシャンプーで対応

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▲ 最初は水をはじいたけど、しばらく置いたらやわらかくなった

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▲ カビは全ては取れなかったけど、少しよくなりました

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▲ ゴワゴワもだいぶよくなりました!すのこに貼り付けて乾燥

使い道を考えたい

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さわり心地も改善したし、うっすら鹿の子模様もきれいなので、何かに活用できたら良いなぁと思っていますが、やっぱりこれといった良いアイディアが思いつかず。くるくる巻いて納戸にしまってあります。

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まとめ:いちど失敗しても、あとでリカバリーできるかも

失敗したと思っていても、活用できるレベルに改善ができました。あと、ミョウバンを直接すり込む方法だとやっぱりゴワゴワが気になる…。

今回は「結構、洗っても大丈夫そうだ」ということもわかりました。

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▲ 今も絶賛皮なめし中…完成したらまたご報告します

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