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【読書感想文】歴史と神話が交錯する冒険ファンタジー、ついに完結!!『ハルカ 炎天の邪馬台国』
ハルカ 天空の邪馬台国の続編です。物語は前作から引き続きスピード感やスケール感があり、読み応えがありました。テーマとしては、前作と同じく過去と現在、歴史と現実、そして家族や友情、自己実現などが描かれています。
本書のイチオシポイントは、古代日本やアジアの伝説や神話が巧みに取り入れられたストーリー展開です。前作で明かされなかった謎も解明され、物語の設定の深さに驚かされました。また、登場人物たちはそれぞれに個性や魅力があり、感情移入しやすかったです。張政やハルカはもちろん、壹与や徐福などの敵味方も複雑な人間性を持っていました。特にハルカは救世主としての使命と普通の少女としての願望との間で揺れ動く姿が印象的でした。時空を超えた戦いや恋愛の結末も納得できるものでした。
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