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すべての仕事を終えた:聖書をめぐる旅 10/20

10/20(水)
 今日の列王記は、青銅職人の活躍が出てきます。その人の名は?
詩編は、疫病にかかったわたしに注目してみました。

列王記上7章
 
13ソロモンは、人を遣わしてティルスからヒラムを連れて来させた。 14その母はナフタリ族出身でやもめであった。父はティルス人で青銅工芸の職人であった。ヒラムは知恵と洞察力と知識に満ち、青銅にかけてはどんな仕事にも通じていた。彼はソロモン王のもとに来て、ゆだねられたあらゆる仕事をした。
40ヒラムは洗盤、十能、鉢を作って、ソロモン王のために主の神殿でしようとしたすべての仕事を終えた。
51ソロモン王は、主の神殿で行われてきた仕事がすべて完了すると、父ダビデが聖別した物、銀、金、その他の祭具を運び入れ、主の神殿の宝物庫に納めた。

→今日は神殿の青銅の調度品を作っていたヒラムの活躍に注目しました。ソロモンに選ばれて、あらゆる仕事をしたとあります。
今日は珍しく複数の視点から見てみようと調べると、世界大百科事典(平凡社)に「ヒラム」の記載がありました。そこには有能な青銅細工師で、ヤキンとボアズの2柱の製作をはじめ、目まぐるしい仕事をしたとありました。さらに、建築術の秘奥に通じた人として、後世にフリーメーソンの始祖とされたとありました。なんじゃこりゃ、、、です。
ここはよくわかりませんが、
ヒラムの記載として目を引いたのは「すべての仕事を終えた」「仕事がすべて完了する」という記載です。
私たちのこの世での仕事も、「完了した」という領域までを目指したいです。

詩編38章

10わたしの主よ、わたしの願いはすべて御前にあり
嘆きもあなたには隠されていません。
11心は動転し、力はわたしを見捨て
目の光もまた、去りました。
12疫病にかかったわたしを
愛する者も友も避けて立ち
わたしに近い者も、遠く離れて立ちます。

→「疫病にかかったわたし」に注目しました。
幸いにも私は、コロナウイルスにも感染せずに
この1年半を過ごしてきました。毎日マスクと
手洗いうがいを意識したせいか、風邪にもかかりませんでした。
しかし、関係している部署で陽性者が発生すると、
過去2日までさかのぼって、その陽性者との接点のある方の名簿をつくり、連絡し、検査キットを配布回収し、保健所で調べてもらい、結果を
対象者にお知らせするという一連のコースとなりました。
「疫病にかかったわたし」を実感しているのは、PCRの陽性判定をされた方々のように思います。誰もが、仲間への申し訳ない気持ちと、周囲の人から自分を避け、なんとも言えない気持ちになったのではないでしょうか。
しかし、わが神イエス様は、疫病にかかったわたしの元にも
近づき、癒してくださる方です。
癒し主なるイエス様に期待したいと思います。

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