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「所有権の争い」 マルコ11章 12章 ~ちょびっと聖書  a little Bible

9/22(木)
 イエス様がエルサレムに入城した様子が描かれています。子ロバにのって、街頭の人々が「ホサナ」と叫んで歓迎しています。
 一方、別な場面では聖書の学者たちが、イエス様に攻撃、いや口撃を仕掛けています。これは、相続、所有権の争いだと思いました。

マルコ11章 12章

<気づき>
11:12‐13 翌日、一行がベタニアを出るとき、イエスは空腹を覚えられた。そこで、葉の茂ったいちじくの木を遠くから見て、実がなってはいないかと近寄られたが、葉のほかは何もなかった。いちじくの季節ではなかったからである。
 いちじくの季節と主の必要の季節。これが必ずしも一致していないことを表していると思います。「主のお入り用なのです」というタイミングに、合わせられますように。

12:7 農夫たちは話し合った。『これは跡取りだ。さあ、殺してしまおう。そうすれば、相続財産は我々のものになる。』
 イエス様のたとえ話の中で、主人から農園を任されている農夫たちの言葉です。この世では、この相続権の争いがなされているのだと思いました。それも、目に見えるのは神様対人間ですが、人間の後ろで糸を操っているのは悪魔です。イエスキリストの十字架の代償は、悪魔の支配から人間を解放し、神様と人間の関係を元にもどすものです。

12:15‐16 イエスは、彼らの下心を見抜いて言われた。「なぜ、わたしを試そうとするのか。デナリオン銀貨を持って来て見せなさい。」 彼らがそれを持って来ると、イエスは、「これは、だれの肖像と銘か」と言われた。
 皇帝の権威と神の権威を比較させるような学者の質問にイエス様は、まったく違う次元の所有権が誰にあるかということで応えています。皇帝のものは皇帝に、神のものは神に。

<祈り>
 今日も聖書の御言葉から学ぶことができたことを感謝します。主の季節、主の相続、主の所有権、本来の持ち主が帰ってこられる日に備えることができるように、私たち自身を変えられるように。
 今日も、ちょびっと聖書をご覧いただいた方に、神様のよき導きがありますように。イエス様の名前でお祈りします。



~ちょびっと聖書  a little Bible
※「ちょびっと聖書」は、毎日2章読みながら気づきと疑問を書き進めております。
※本日は、目を止めていただきありがとうございます。聖書の言葉は人生に大きな変革を起こす種です。また、お会いできると幸いです。
※神様、イエスキリスト、そして自分のことを見つめなおす「4つの法則」をご案内します。 https://www.japanccc.org/4sl/

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