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汚れた服を脱がせなさい:聖書をめぐる旅 8/6

8/6(土)
 ゼカリヤに見せられた幻が記載されていますが、天の法廷に出された大祭司ヨシュアの服は罪で汚れていました。神様はそれを自分で脱げといわれたのではなく、脱がせなさいと他の人にやらせるように命じました。これは、キリストが私たちの罪の身代わりになってくださったことに通じるなあと思いました。私が罪のつぐないをしたのではなく、主が代わりになさってくださった。そして、私たちには自分の力で罪を取り除くことができない・・・。

ゼカリヤ書3章

主の使いの前に立った時、ヨシュアの服は汚れていました。 4するとその御使いはそこに立っているほかの者たちに、「汚れた服を脱がせなさい」と言いました。それからヨシュアの方を向いて、「さあ、あなたの罪を取り去った。今、このりっぱな新しい服を着せよう」と言いました。 5-6私が「どうぞ、きれいなターバンも」と言うと、彼らはそのとおりにしてくれました。


ゼカリヤ書4章

2「今、何が見えるか。」「七つのともしび皿がついた金の燭台です。てっぺんにオリーブ油をためる所があり、七本の管を通ってそれぞれの皿に油が流れ込みます。 3また、燭台の油タンクの両側に、オリーブの木が一本ずつ彫りつけてあるのが見えます。
6「これは、ゼルバベルへの神のことばだ。『権力によるのでも、能力によるのでもなく、わたしの霊によって』と全能の主が言われる。あなたがたは少数で、弱いが、わたしの霊のゆえにやり遂げることができる。
9「ゼルバベルは神殿の土台を据え、それを完成させる。その時あなたは、これらのことばが全能の主である神からのものであったことを知る。 10これを小さなことと考えてはならない。主はその仕事が始まり、ゼルバベルの手に重りをつけた糸があるの見て喜んでいる。七つのともしびは、世界中を見渡す主の目を表すからだ。」

 第4の幻は、天の法廷に立たされた大祭司ヨシュアです。
彼は汚れた服を着て、サタンから訴えられています。
しかし、主は汚れた服を脱がせ、新しい服を用意し、あたまには立派なターバンを用意してくれます。

 第5の預言は7つのともしび皿がついた金の燭台です。これにつながる、油タンクの両側に、オリーブの木が彫りつけてあります。
これが神殿の再建をすすめるゼルバベルへの神様の言葉とあります。この意味はわかりませんが、
「権力によらず、能力によらず、神の霊によりて」
という御言葉は、よく賛美でも耳にします。

 幻の伝えたいことは、エルサレムの神殿が大祭司ヨシュアとゼルバベルによって再建されるということだと思います。はじめに天の法廷で汚れた衣服を着替えさせてもらったヨシュアの姿から、あたらしい神殿に入る私たちがイエスキリストを着ることが起こり、次にオリーブの木の彫り物に象徴される、神殿再建の神様の言葉があり、全世界を神様のともし火が照らすということだと思います。これは、確かにエルサレム神殿の建築のことでもありますが、重ねて終末についても語っているように思いました。

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