「共同体を呼び集め」民数記10章11章~ちょびっと聖書　 a little Bible

12/18（日）


＜気づき＞
民数記10章
・2銀のラッパを二本作りなさい。それは打ち出し作りとし、共同体を呼び集めたり、宿営を旅立たせるために用いなさい。
・8ラッパを吹くのは、祭司であるアロンの子らの役目であって、それはあなたたちが代々にわたって守るべき不変の定めである。 9あなたたちの国に攻め込む敵を迎え撃つときは、出陣ラッパを吹きなさい。そうすれば、あなたたちは、あなたたちの神、主の御前に覚えられて、敵から救われるであろう。
　ラッパによって民族は集合し、出発し、敵との戦いに出ていきました。
ラッパというと、イエス様と空中で出会うという携挙のラッパを思い出します。

35主の箱が出発するとき、モーセはこう言った。
「主よ、立ち上がってください。
あなたの敵は散らされ
あなたを憎む者は御前から逃げ去りますように。」
　主の箱と共に、イスラエルの民族は出発しています。神様が共におられることを表すものとして、箱が見える形でイスラエル民族の真ん中にあります。

民数記11章
・1民は主の耳に達するほど、激しく不満を言った。主はそれを聞いて憤られ、主の火が彼らに対して燃え上がり、宿営を端から焼き尽くそうとした。
　神様と共に旅立つイスラエルの民が不満を言うので、神様は焼き尽くそうとされたとあります。神様が共にいて、マナという食べ物もあるのに、文句が出る。人間の心は、残念な状態です。

・16主はモーセに言われた。
「イスラエルの長老たちのうちから、あなたが、民の長老およびその役人として認めうる者を七十人集め、臨在の幕屋に連れて来てあなたの傍らに立たせなさい。 17わたしはそこに降って、あなたと語ろう。そして、あなたに授けてある霊の一部を取って、彼らに授ける。そうすれば、彼らは民の重荷をあなたと共に負うことができるようになり、あなたひとりで負うことはなくなる。
　イスラエル民族を率いるのに、モーセだけではなく70人の長老たちに霊を分け与えて、民の重荷を共に担うようにしています。霊を分け与えるという表現が珍しいですが、終わりの時代にすべての者にわたしの霊をそそぐと語られています。モーセの時代はその予兆なのかもしれません。

＜祈り＞
出エジプトしたイスラエルの民が男だけで60万人。この人たちを統制するために、ラッパが用いられ、モーセだけでなく、70人の長老に霊が授けられています。そして、神様の箱が民の中心にありました。これは、神様による計画です。しかし、民の心にはいつも不満がありました。ここが罪に犯された人間の悲しい性です。システムは神様のものなのに、操作する人間がよろしくないのです。今日、イエス様が私たちの罪のために死んでくださった故に、私たちは、罪をすべてイエス様の十字架につけ、罪に縛られずに生きる恵みの中にいます。今日も、聖霊の実を実らせることができるように導いてください。


~ちょびっと聖書　 a little Bible
※「ちょびっと聖書」は、毎日2章読みながら気づきと疑問を書き進めております。
※本日は、目を止めていただきありがとうございます。聖書の言葉は人生に大きな変革を起こす種です。また、お会いできると幸いです。
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