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あなたの手の中で一つ:聖書をめぐる旅 6/29

6/29(水)
 骨に預言する、霊に預言する、非常に印象的なシーンが出てくる箇所です。また、エゼキエル戦争と言われる、ロシアをはじめとした連合国がエルサレムを攻めるという記載もあります。神様は、歴史をも動かされる方です。


エゼキエル書37章 

2主はわたしに、その周囲を行き巡らせた。見ると、谷の上には非常に多くの骨があり、また見ると、それらは甚だしく枯れていた。 3そのとき、主はわたしに言われた。「人の子よ、これらの骨は生き返ることができるか。」わたしは答えた。「主なる神よ、あなたのみがご存じです。」 4そこで、主はわたしに言われた。「これらの骨に向かって預言し、彼らに言いなさい。枯れた骨よ、主の言葉を聞け。 5これらの骨に向かって、主なる神はこう言われる。見よ、わたしはお前たちの中に霊を吹き込む。すると、お前たちは生き返る。 6わたしは、お前たちの上に筋をおき、肉を付け、皮膚で覆い、霊を吹き込む。すると、お前たちは生き返る。そして、お前たちはわたしが主であることを知るようになる。」
9主はわたしに言われた。「霊に預言せよ。人の子よ、預言して霊に言いなさい。主なる神はこう言われる。霊よ、四方から吹き来れ。霊よ、これらの殺されたものの上に吹きつけよ。そうすれば彼らは生き返る。」

15主の言葉がわたしに臨んだ。 16「人の子よ、あなたは一本の木を取り、その上に『ユダおよびそれと結ばれたイスラエルの子らのために』と書き記しなさい。また、別の木をとり、その上には『エフライムの木であるヨセフおよびそれと結ばれたイスラエルの全家のために』と書き記しなさい。 17それらを互いに近づけて一本の木としなさい。それらはあなたの手の中で一つとなる。
19彼らに語りなさい。主なる神はこう言われる。わたしはエフライムの手の中にあるヨセフの木、およびそれと結ばれたイスラエルの諸部族を取り、それをユダの木につないで一本の木とする。それらはわたしの手の中で一つとなる。
22わたしはわたしの地、イスラエルの山々で彼らを一つの国とする。一人の王が彼らすべての王となる。彼らは二度と二つの国となることなく、二度と二つの王国に分かれることはない。
26わたしは彼らと平和の契約を結ぶ。それは彼らとの永遠の契約となる。わたしは彼らの住居を定め、彼らを増し加える。わたしはまた、永遠に彼らの真ん中にわたしの聖所を置く。 27わたしの住まいは彼らと共にあり、わたしは彼らの神となり、彼らはわたしの民となる。 28わたしの聖所が永遠に彼らの真ん中に置かれるとき、諸国民は、わたしがイスラエルを聖別する主であることを知るようになる。」

 神様がアダムを作った時、土でつくり、息を吹き込むことによって生きる者となりました。土でつくっただけで人間のようにはなりますが、そこに息が吹き込まれてはじめて、神様につながる存在になることを確認しました。
 また、2つの木が手の中で一つになるという描写があります。これは、神様の手の中で北イスラエルと南ユダが一つになることの象徴だと思いますが、2本の木を一つの手で持つと、「十字架」になると思いました。肉体の中に霊が宿ること、2つの国が一つになること・・・2つのモノが一つになるというのは神様の計画なのだなあと思わされました。


エゼキエル書38章

1主の言葉がわたしに臨んだ。 2「人の子よ、マゴグの地のゴグ、すなわちメシェクとトバルの総首長に対して顔を向け、彼に預言して、 3言いなさい。主なる神はこう言われる。メシェクとトバルの総首長ゴグよ、わたしはお前に立ち向かう。
16お前はわが民イスラエルに向かって、地を覆う雲のように上って来る。そのことは、終わりの日に起こる。わたしはお前を、わたしの地に連れて来る。それは、ゴグよ、わたしが国々の前で、お前を通して自分の聖なることを示し、彼らがわたしを知るようになるためである。
18ゴグがイスラエルの地を襲う日、まさにその日に、と主なる神は言われる。わたしの憤りは激しく燃え上がる。 19わたしは熱情と怒りの火をもって語る。必ずその日に、イスラエルの地には大地震が起こる。 20海の魚、空の鳥、野の獣、地の上を這うすべてのもの、および地上のすべての人間は、わたしの前に震える。山々は裂け、崖は崩れ、すべての城壁は地に倒れる。 21わたしはすべての山の上で、ゴグに向かって剣を呼び寄せる、と主なる神は言われる。人はおのおの、剣をその兄弟に向ける。 22わたしは疫病と流血によって彼を裁く。わたしは彼とその軍勢、また、彼と共にいる多くの民の上に、大雨と雹と火と硫黄を注ぐ。 23わたしは自らの偉大さと聖とを多くの国々の前に示す。そのとき、彼らはわたしが主であることを知るようになる。

 エゼキエル戦争と呼ばれる箇所です。
終わりの日に、ロシア、トルコ、イランらの連合国が、イスラエルに攻めてきますが、大地震が起こって山も崖も崩れ、戦士たちは同士討ちをはじめ、天からは大雨と雹と硫黄が注がれるとあります。
 私の注目は、これが起こるのはいつなのか?
大患難時代の前に起こると勝手に思っていましたが、「終わりの日」にと書いてあり、これがいつのことをさすのか興味深いです。エルサレムには現在イスラエル民族が国を作って住んでいるので、少なくともこれから「終わりの日」の間ということかと思います。歴史はダイナミックに動いています。


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