見出し画像

家族へ遺言しなさい:聖書をめぐる旅 11/24

11/24(水)
突然死を宣告されたら、どうしますか?
ヒゼキヤ王が、壁に向かって涙ながらに祈ったことに、神様は
耳を傾けられます。
詩編73篇は、獣の祈りに注目しました。
 
列王記下20章

 突然やってきた人に、「あなたの命はない、家族に遺言しなさい」と言われたらどうしますか?
 何馬鹿なことを言っているんだ!と反論したくなると思います。しかし、ここでは、それが神様の預言者の言葉なのですから、おだやかではありません。
神様がそうおっしゃっているなら、正気ではいられません。
ただ、家族に遺言しなさいと言われたら、何というでしょう?
 ・家族に感謝を伝える(家族のおかげで、楽しい人生をおくれたこと) 
 ・人生の大切な秘訣を伝える(真の神様と共に歩む喜び)
 ・自分の持ち物が何かを伝える(霊的な相続)
 ・そして、何か迷ったらこのnoteの記事を読んでね!というでしょうか?

死の病にかかったヒゼキヤ王は、顔を壁に向けて祈り、涙を流して大いに泣いた、とあります。神様が祈りに応えるのは、奥まった部屋で祈っていることに耳をかたむけられるからです。
なんと、神様は15年命を伸ばすことを決められます。

5「わが民の君主ヒゼキヤのもとに戻って言いなさい。『あなたの父祖ダビデの神、主はこう言われる。わたしはあなたの祈りを聞き、涙を見た。見よ、わたしはあなたをいやし、三日目にあなたは主の神殿に上れるだろう。 6わたしはあなたの寿命を十五年延ばし、アッシリアの王の手からあなたとこの都を救い出す。わたしはわたし自身のために、わが僕ダビデのために、この都を守り抜く。』」 

ヒゼキヤがそのしるしを求めたところ、神様は日時計の影を10度後戻りされたとあります。日時計の影が10度後周りするとは、地球が逆回転したことが予想されます。とんでもないことをなさるのが、神様です。


詩編73編

21わたしは心が騒ぎ
はらわたの裂ける思いがする。
22わたしは愚かで知識がなく
あなたに対して獣のようにふるまっていた。

→神様に対して、「獣のように」ふるまっていたというところに注目しました。
かつて私が参加した祈り会は、叫ぶ祈り会でした。
人間の心の中にあるものは、理性的なことばかりではありません。
毒々しい想いや、魂の叫び、苦悩が湧き出てきます。
その時に牧師さんから教わったのは、この醜い獣のような祈りも、
神様は受け止めてくださるということです。
人間の心は器のような印象があります。そこに、苦いものがいっぱいになったら、自分でもどうしようもなくなります。
時に、わかっているのに相手を傷つけてしまうのは、心の中が苦くなっているせいかもしれません。また、黒いもので、溢れているからかもしれません。罪で真っ黒になった私たちの心の中を、神様はご自身の貴い血潮で洗ってくださる方です。
主よ、憐れんでください。

28わたしは、神に近くあることを幸いとし
主なる神に避けどころを置く。
わたしは御業をことごとく語り伝えよう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?