見出し画像

知恵はどこに?分別はどこに?:聖書をめぐる旅 4/4

4/4 (月)
ヨブ記、人間は地下深くに、金やサファイヤなど鉱物を発見することができる。しかし、知恵と分別はどこにあるのか?知らない。
イザヤ書、創造主から離れたときに、人間は自分の存在意味を失ってしまいます。神様は、神の元を離れる人間に警告を発しています。 


ヨブ記28章 

12では、知恵はどこに見いだされるのか
分別はどこにあるのか。
13人間はそれが備えられた場を知らない。
それは命あるものの地には見いだされない。
20では、知恵はどこから来るのか
分別はどこにあるのか。
21すべて命あるものの目にそれは隠されている。
空の鳥にすら、それは姿を隠している。
27神は知恵を見、それを計り
それを確かめ、吟味し
28そして、人間に言われた。
「主を畏れ敬うこと、それが知恵
悪を遠ざけること、それが分別。」

 人間は、地下深くに鉱物をみつけることができる。
しかし、知恵の在処を知らない。
知識の在処を知らない。
すべて命あるものに、それらは隠されている、と。

 日本大百科全書によると「知恵は世界全体を意味づける根拠に関わる統一的な知」をいう。そして、ここで主を畏れ敬うことが知恵と書いてあります。すなわち、創造主なる方を畏れ敬うことが、世界全体を意味づける根拠に関わることにつながる、と。
世界は、目的をもって創造主によってつくられ、私たちはその世界に住んでいます。創造主なる方を畏れ敬うことこそ、知恵です。
そういう意味で、毎週日曜日の礼拝、そして毎日聖書に向かう時、私たちは知恵に接していることになります。感謝します!


イザヤ書3章

1見よ、主なる万軍の神は
支えとなり、頼みとなる者を
また、パンによる支え、水による支えをも
エルサレムとユダから取り去られる。
2勇士と戦士、裁きを行う者と預言者
占い師と長老
3五十人の長と尊敬される者
参議、魔術師、呪術師などを取り去られる。
4わたしは若者を支配者にした。
気ままな者が国を治めるようになる。
8エルサレムはよろめき、ユダは倒れた。
彼らは舌と行いをもって主に敵対し
その栄光のまなざしに逆らった。
17主はシオンの娘らの頭をかさぶたで覆い
彼女らの額をあらわにされるであろう。
25シオンの男らは剣に倒れ
勇士は戦いに倒れる。

 神様の警告は未来についての不幸を語ります。
神の栄光を現すのではなく、自分の栄光を現すことを望む人間に未来はありません。シオンの娘らは頭をかさぶたで覆い、男らは剣に倒れるといいます。
創造主なる方は、私たちに立ち返ることを望んでおられます。聖霊さまが、人間一人一人に語っておられる、小さな声に耳を傾けたいと思います。
『主の道を整え、 その道筋をまっすぐにせよ。』(マルコ1:3)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?