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自分のために生きる必要はない:聖書をめぐる旅 12/28

12/28(火)
本日は、仕事納めでした。なんとか年末までこぎつけたことに感謝します。
歴代誌上も最後の29章になりました。ダビデ自身が私財をささげたことに倣って、民も進んで差し出しています。詩編107編は、神様が動かざるを得ないヒントが書かれていました。 

歴代誌上29章

5金は金製品のため、銀は銀製品のためであり、職人の手によるすべての作業に用いられる。今日、自ら進んで手を満たし、主に差し出す者はいないか。」
9民は彼らが自ら進んでささげたことを喜んだ。彼らが全き心をもって自ら進んで主にささげたからである。ダビデ王も大いに喜んだ。
14このような寄進ができるとしても、わたしなど果たして何者でしょう、わたしの民など何者でしょう。すべてはあなたからいただいたもの、わたしたちは御手から受け取って、差し出したにすぎません。

→神殿建築のために、ダビデ自身が自分の私財を寄贈することを宣言します。そして、民にも、自ら進んで主に差し出す者はいないか?と問うています。
歴史に残る建築物のために、寄贈する人は一定数いると思います。その建築のどこかに、名前が残るからです。歴史に残る仕事に、わずかでも貢献できることは誇らしいことです。
 今日、神様は私たちにも、自ら進んで主に差し出す者はいないか?と問うています。
歴史に残る建物とは、イエスキリストの体なる神殿です。
私たちに求められているのは、金銀ではなく自分自身をささげてくれる者です。
イエスキリストの十字架の身代わりによって、私たちは古い自分に死に、神の子としての新しい人生に代えられました。もう、自分のために生きる必要はなくなりました。喜んで、自分自身をささげたいと思います。

詩編107編

6苦難の中から主に助けを求めて叫ぶと
主は彼らを苦しみから救ってくださった。
7主はまっすぐな道に彼らを導き
人の住む町に向かわせてくださった。
13苦難の中から主に助けを求めて叫ぶと
主は彼らの苦しみに救いを与えられた。
14闇と死の陰から彼らを導き出し
束縛するものを断ってくださった。
19苦難の中から主に助けを求めて叫ぶと
主は彼らの苦しみに救いを与えられた。
20主は御言葉を遣わして彼らを癒し
破滅から彼らを救い出された。
28苦難の中から主に助けを求めて叫ぶと
主は彼らを苦しみから導き出された。
29主は嵐に働きかけて沈黙させられたので
波はおさまった。
43知恵ある人は皆、これらのことを心に納め
主の慈しみに目を注ぐがよい。

→苦難の中から主に助けを求めて叫ぶと、
・・・神様はじっとしていられない方です。
必ず、応えてくださる方です。
そんなやり取りが、この詩編107編では繰り返されています。
私たちの人生には、苦難があります。
しかし、苦難の中で押し黙るのではなく、
「主よ!」と叫ぶ恵みが私たちにはあります。
そして、この絶望の崖っぷちで、叫ばざるをえない状況の中で、
神様の御手は、私たちをどんな深い淵からも救ってくださいます。
 今日は、仕事納めでした。
今年1年間、苦難の連続でしたが、なんとか仕事を続けられたことに感謝します。
また、もっともきつい仕事にありながら、このnoteを毎日更新できた(7月8日より)ことを感謝します。
ライターとしてのアイデンティティと、訓練による自信を与えてくださったことに感謝します。
この文章を読んでくださっている方に、主の祝福が溢れますようにお祈りします。


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